ホープフルSは未出走のため2歳戦が終わりました。みんな頑張ってる。
指名馬の戦績(2023年12月26日時点)
指名順 | 馬名 | 成績 | 賞金 | 厩舎 | 所在 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 牡ダノンエアズロック | 2-0-0-0 | 2420 | 堀宣行 | 美浦 |
2 | 牡ラケダイモーン | 1-1-0-2 | 1080 | 須貝尚介 | 栗東 |
3 | 牝サフィラ | 1-1-1-1 | 2910 | 池添学 | 栗東 |
4 | 牝ガルサブランカ | 1-1-0-0 | 1150 | 木村哲也 | 美浦 |
5 | 牝チェルヴィニア | 2-1-0-0 | 3740 | 木村哲也 | 美浦 |
6 | 牡シュヴェルトリリエ | 0-0-1-0 | 180 | 矢作芳人 | 栗東 |
7 | 牡スカイサーベイ | 0-0-0-0 | 0 | 池添学 | 栗東 |
8 | 牡シュトラウス | 2-0-1-1 | 5350 | 武井亮 | 美浦 |
9 | 牡ダノンスウィッチ | 1-1-0-2 | 1000 | 音無秀孝 | 栗東 |
10 | 牝スカイキャンバス | 1-0-2-2 | 1911 | 武井亮 | 美浦 |
指名馬戦績コメント
1位指名
牡 ダノンエアズロック
父 モーリス母 モシーン母父 Fastnet Rock
アイビーSを快勝。評価はうなぎのぼりのようです。レース内容の良さは際立っていたと思います。スタート良くスローの競馬を番手で進み、直線も最速上りで仕上げれば完勝でしょう。レガレイラも後ろから来てはいましたがあれ以上の上りを出せというのも酷な話です。勝負付けが済んだまでは言えないと思いますが、今回はダノンエアズロックのレースでした。
なにはともあれレース内容がかなり良くなっていたのがいいと思います。さらに馬体重も+20キロ。成長が見られるのは今後の飛躍に心強い。
2位
牡 ラケダイモーン
父 レイデオロ母 ラルケット母父 ファルブラヴ
エリカ賞では、10頭立て7番人気。支持を失いました。着順は6着でしたがレース自体は悪くないように見えるんですけどね。伸びそうで伸びない。
3位
牝 サフィラ
父 ハーツクライ母 サロミナ母父 Lomitas
阪神JFはまさかの?1番人気。ボンドガール、チェルヴィニア不在で混戦模様でした。レースに関しては出たなりのポジションで外を周らされ、それなりに伸びてそのままゴール。ばらける展開にならなかったので仕方ないかもしれませんが、何か仕掛けることもできずに外々周らされて終わったって感じですね。
力負けという感じがしなかった競馬ファンもいるような気もしますが、あの展開だと相当な能力がないと勝ち負けは厳しいですもんね。その中で4着確保は一定の能力の片鱗は見れたのだと思います。
クラシックを臨むには一段のパワーアップが必要だと思いますが、来年に期待したいです。
4位
牝 ガルサブランカ
父 キズナ母 シャトーブランシュ母父 キングヘイロー
ベゴニア賞は頭数も少なくスローペースを3番手。直線の伸びが案外で前につけた勝ち馬と同じ脚色になってしまってそのままゴールみたいな感じでした。結果的には位置取りの差が出たようなレースでしたが勝ち切る程の力差はなかったようです。悲観する内容でもなく次戦も期待なのですが、如何せん期待値が高かったからか嘆きの声があるのかもしれません。年明け以降のレースの成長を期待します。
5位
牝 チェルヴィニア
父 ハービンジャー母 チェッキーノ母父 キングカメハメハ
アルテミスSは強いの一言。直線前に行き進路を譲らずのスティールブルー、その後かぶせにきたサフィラのシルク2頭を横目に余力のある感じで抜け出したのは圧巻でした。着差以上に能力差が感じられるレースだったのではないかと。
次走は阪神JFの予定でしたが残念ながら回避。大事には至らないようなので来年のクラシック戦線に期待しています。
6位
牡 シュヴェルトリリエ
父 モーリス母 リスグラシュー母父 ハーツクライ
未勝利戦はトモの違和感ということで回避。しがらきに放牧とのこと。デビュー前の調教も良く、新馬戦の内容もいかにも仕上り途上の馬って感じがありましたので、レースっぷりからは次戦に期待しています。しがらきへの放牧なので調整ができない程ではないのかなと思いつつ。
7位
牡 スカイサーベイ
父 キタサンブラック母 ヴィルジニア母父 Galileo
12月6日入厩。ゲート試験合格、その後しがらきへ。期待のキタサンブラック産駒だと思いますので順調に行ってくれると嬉しいです。
8位
牡 シュトラウス
父 モーリス母 ブルーメンブラット母父 アドマイヤベガ
サウジRCでは道中ジョッキーがなだめながらになりました。ややスタートがよくなかったこともあり馬群の中でのレースになりましたが行き脚がついていたら先頭もあり得るくらいの勢いだったと思います。レース運びは仕方ない感じはあると思いますが、4角から直線に向いて進路はスムーズ。余力があれば押し切れたかもしれませんが勝ち切るのは難しい3着の結果でした。
続戦となる東京スポ2歳Sでは、順当勝ちといえるようなレース。ただし、勝ちっぷり的には案外な感じがするのは2着のシュバルツクーゲルに粘られてしまう形になったからか。最後の1ハロンは少し時計がかかってしまっていたようです。道中モレイラJがしがみつくような騎乗で進んでいましたが、前に2着馬を置いて我慢させる感じは折り合いに苦労しているのが明白ですね。
朝日杯では枠順が大外枠。陣営は歓迎だったようですが古参の競馬ファンは何度も手の平返しをされてきた外枠です。レース前に歓迎コメント、レース後の敗因は外枠のせい。そんなことはよくあります。今回はどうかなと思っていたらまさにそんな結果に・・・マーカンドに結構な批判の声が上がっていたと思いますが、あの騎乗は言われるでしょう。あれだったら誰が乗っても一緒で新人ジョッキーを跨らせておいても結果は一緒だったみたいな競馬ですから。馬券を握ってる人からしたらそりゃあピキッてしまいますね。ただ、ジョッキーを選んだのは陣営です。短期免許の外国人ジョッキー、勝ちに行こうとするのは当然。わざわざ抑えてどうなるかわからない競馬をしたくはなかったかもしれません(ノーコントロールなんて言われていたわけですから)。振り返ってみると元はと言えば新馬戦のレーンが折り合い全く気にせず気持ちよく走らせた結果、その後の2戦でとても苦労することになったような気がします。そこで今回のあの競馬ですから今後も折り合いをつけるのはかなり難しくなったと見るのが自然だと思います。でも気性難かと言えばそうでもないような気がするのはちゃんと前に馬を置けばそのまま走ってくるし、直線も外に出してあげれば真っ直ぐちゃんと走ってきます。
彼は一生懸命走っているだけなんだ。
って言われたら、どうやらそうっぽいですよねぇと勝手に納得してしまいそうなシュトラウス君って感じなんですよね。
9位
牡 ダノンスウィッチ
父 American Pharoah母 スウィッチインタイム母父 Galileo
初戦は芝、2戦目以降はダート戦になるのは血統からも既定路線なのかもしれません。2戦目の未勝利戦は勝ち馬が楽に行ってしまったので仕方なく、3戦目は順当勝ちといった感じでまずまず。個人的には2戦目は馬券を買っていて未勝利勝ちのレースでは買っていないという体たらくでしたがそれはそれとして。
4戦目の2歳1勝クラスでは、前目につけて直線で突き放されてしまいますがよく4着に残ったのではないかと。前走から2ハロン延長もあり騎手変更あり、条件的には難しかった面もあったと思いますので次戦以降も期待しています。
10位
牝 スカイキャンバス
父 ファインニードル母 アポロフィオリーナ母父 スニッツェル
エーデルワイス賞は、初ダートながらスピードもありゲートも早いのでハナに立てると思いましたが、先行争いが激しく厳しい展開に。4角向かう頃には徐々に後退していく状況で残念な結果になりました。
結果は大差の14着といいところなしでしたが、レース中に心房細動を発症していたようです。放牧して立て直しになると思いますが、本来の走りが出来れば自己条件の短距離では勝負になると思っております。
以上です。これからのクラシック、楽しいPOGライフであることを!お読みいただきありがとうございました。
ドラフト指名時の感想は、こちらにまとめてあります。