~⑧終章其の一・まいのーとへの想い~
簿記2級の勉強の為執っていた「まいのーと」は、B5サイズルーズリーフを使用し商業簿記95枚・工業簿記104枚。計199枚・398ページになっていた。
こんなにも多く使用したルーズリーフにも、いつしか好みが生じていた。
ある日ルーズリーフを買いに文房具店へ足を運び、唯一のポイントだった6㎜幅ラインのものを購入し、ノートを執っていて、気が付いた。
「お?今までのと手触りと書き心地が違うじゃないか。重いぞ。なんだこりゃ。」
近頃文房具というのはその昔に比較して多様化していた。ルーズリーフも然り。
「サラっと書ける」タイプと「しっかり書ける」タイプのものがあるらしい
(ん?昔からそうだったのか?それは知らぬ存ぜぬ)。
自分が購入したのは、後者の方だったと後々メーカーのホームページで知ったのだった。
筆圧が濃い自分には、かえって心地よかった為、その後は一貫してしっかりタイプを探すようになっていた。
コレ。
何気に3級の時のノートと見比べてみた。
ルーズリーフを変えたことで字が格段にスッキリ書かれていることに気付く。
そうか、決して自分は字が汚いわけではなく、
3級の時に使っていた紙は自分にとっては書きにくい紙質だったのだな!
ふふふん、よかったーなんて安堵してみたり。
・・・弘法筆を選ばずというのだがね(´‐ω‐`)=3。
とはいえ、ノートを執るには気に入った品を選ぶべし。
それも勉強のやりやすさにつながる筈である。