ペン字練習記13 文字のバランス感覚が養われているか見極めるには？

アラフォー（男）がペン字の上達の過程を記録すると共に試行錯誤、紆余曲折の練習記を綴っています。
ペン字をされている方へ何かしらお役に立てれば幸いです。

勉強の記録

日付	勉強時間	勉強内容
4/6～4/12	135分	ひたすら手本を見る
4/6～4/12	250分	「得」の臨書

練習に使っているペン	サラサクリップ 0.5、0.7、1.0 ユニボールシグノ太字 UM-153
練習に使っている紙	ダイソーのルーズリーフ方眼紙マルマン書きやすいルーズリーフA5 L1307H

ある程度、練習してきた文字が上手く書けるようになって、さあ、新しい文字の練習をしよう！とした時、

全然うまく書けない・・・。

という事態に陥ることってないでしょうか？

私は今のところ一文字ずつじっくり練習をしているところですが、先週、この事態に陥ったわけです。

もちろん、練習を始める前にお手本を見ています。
しかし、実際に書いてみると本当にがっかりしてしまうような字の出来栄えです。
こうなってしまうと、文字の形を整えるところから始めるわけで、しばらくすればある程度は整ってきます。

じゃあ、いいじゃないか。

とも思うのですが、これが毎度続くとなると新しく書く字やあまり練習をしていない字は、上手く書けない。ということになるわけで。
時間がいくらでもあるならじっくりやっていけばいいのかもしれませんが、一文字ずつじっくりやっていたらお爺になってしまいます。できればもう少し早く上達したい気持ちです。

今の私の練習工程を整理してみると

お手本を見る -> 書く -> 悪い所を確認 -> 書く

これを繰り返すわけですが、おそらく他の方と大差はないと思います。（画期的な練習法がない限り）

少し別の視点で整理すると

入力 -> 出力 -> 分析 -> 出力

お手本を脳にインプットして、手を動かし（アウトプット）、悪い所を確認し（アナライシス）、書き直す（アウトプット）。
になりますが、このうちある程度練習を進めていけば、それなりに形は整うことから、私の場合「分析」の部分はそれなりに足りているんだと思います。

となると、お手本を見る部分と書く部分が足りていないということになります。

字の練習をする際は、丁寧に書くことを意識するのは当然のことかと思います。集中力が途切れて書いても練習にならない（上達につながらない）のであれば、手を休めている方も多いと思います。

しかし、私もそうなのですが、お手本を見る時にそこまでの意識や集中力を持って見れているかというと、自信がありません。

文字の形が整わないのは、お手本の見方が悪かったり、文字のイメージができないまま書いているからというのはその通りだと思います。
だったら、お手本の見方を（テクニックのように）学んで改善するように変えていけばいいのだと思いますが、気持ちの部分の「丁寧に見る」というのも大事な気がします。

模写や臨書は様々な方法があるかと思いますが、綺麗な字を書きたい、上手くなりたい。このような気持ちも大事だなと改めて感じています。

少し話は戻りまして、新しい文字の練習を始めると上手く書けていない状況ですが、文字の形が整えられないのが原因です。
もし、形を整える方法や文字の型の理解が進んでいれば、次に書くときは前回より早く形を整わせることができるはずです。

これは、これまで練習してきた文字とほぼ同じ型を持つ字を書いてみればわかると思います。

私の場合であれば「得」を書いていますので、同じぎょうにんべんなら「役」、にんべんなら「保」、きへんの「椅（い）」など。

これらを書いてみて、文字のバランスが取れるようであれば、形を整える技術は向上していると思われます。

さて、ちゃんと向上しているのか今週試してみたいと思います。

「得」の練習を引き続きと文字のバランス感覚の向上確認

まだ得が上手く書けませんので引き続き。それと似たような型の文字を書いてみてバランス感覚が養われているかも確認したいと思います。