ペン字練習記73 線質にわずかな進歩

アラフォー（男）がペン字の上達の過程を記録すると共に試行錯誤、紆余曲折の練習記を綴っています。
ペン字をされている方へ何かしらお役に立てれば幸いです。

勉強の記録

練習に使っている道具

日々のマイメモ（練習後の感想、振り返り）

先週から引き続き「瑕」の練習

「瑕」字の真ん中部分の縦画は、まだ上手く書けることが少ないのですが、それでも少しはよくなりました。

上の字は線のぶれも少なく、短い横画の止めの部分も悪くはないと思います。ただ、少し字のバランスはよくないですね。（あらためて見ると）
お手本通りに書こうとする意識をきちんともって取り組んでいるつもりですが、微妙な違いが出てしまうのが難しいところです。

「蟻」の字もバランスが難しい字

「蟻」なんて字、普段書くことはまずありませんので、知ってはいるけど本来はどういう形で書けばいいかっていうとよくはわかっていませんでした。
このお手本の字も少し変わっていて「我」の部分が、のぎへんとほこがまえに分かれている。常用漢字と大きく異なるわけではありませんが、違和感があるとしたらこの部分だと思います。

それでもだいぶ形を整えるのは上達していますし、安定して書けるようになってきている。
細かいところでは、のぎへんの縦画のとめ部分の形は書き方があまりよくわかっていません。かなり細かくなる部分なので、ほんのわずか、はねのような形を作るのがとても難しいです。これはこの後で練習する字でも出てくるところだと思いますので、引き続き安定して形を作れるように練習します。

線質にわずかな進歩

縦画、横画は、ぶれたり曲がったりせずに書けるようになってきた気がします。
細かい部分ではまだまだなんですが、それでも比較的書けるようになっていて、書き損じレベルのぶれや曲がりはかなり減りました。

どんな変化があってよくなったのかと言えば、

• 筆法の理解の深まりと向上。
• 力の入れ具合の理解。
• 細かい部分の打ち込みやとめの部分の取捨の理解。
• 一画毎、集中して書けている。

この辺りだと感じています。ざっくり言えば、全体的に上手くなった。（これを言ったら元も子もない）

すこし詳しく説明をするとしたら、
筆法を中心とした練習を1年半以上続けてきていますので、それなりに理解が深まっています。だから新しい字を書くにしろ、部分的に書き方がわからないといったケースが減りました。
加えて、お手本通りに縦画、横画、とめ・はね・はらいを書くには、通り一辺倒の力の入れ具合では書けませんし、ペンを走らせる速度も全く同じというわけにもいきません。こうした微妙な力加減を要するところである程度感覚が身に付いてきたのだと思います。
また、画数の多い字は細かく書かないといけない部分が出て来ます。この細かい部分をいつも通りに打ち込みやとめ・はね・はらいを作ろうとすると無理があるのがわかりました。ある程度は形を捨てて平易に書く。これも大事。
こうしたことが理解できたり向上もしてきたので、書き方がわからないとか字の形を整えるのに苦労する場面が減りました。その結果、一画に集中して書くことができるようになってきたのもあり、線質に進歩があったのだと思います。

とはいえ、「戈」斜めに伸ばしてはねる部分なんかは、まだ書き方が掴めていなかったりします。こうした部分の理解を少しずつ深めていって、もっと線質が向上するにようしたいなと思います。

今週の練習予定

左尖横画（財・醴）を練習します。

これまでの練習記録

これまでに練習した文字と文字数

勉強にかかった費用（教材やらペンやら紙やら）

以上。皆さまのペン字練習に一歩でも前進を。ペン字練習ライフを応援しております。（管理人）

次回の練習記録

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