私のPOG2021-2022の結果。G1馬2頭指名の大活躍!

 ダノンスコーピオンにキラーアビリティ、クラシックこそ今一歩の成績もG1馬2頭を指名できれば出来過ぎです。仲間内のPOGでは優勝でした。

他にも友道厩舎のダンテスヴュー、キタサンブラック産駒のジャスティンスカイは、結果はともあれ期待を持って見ていられた馬達でした。

指名馬の戦績まとめや勝因を振り返りました。

目次

  1. 指名馬戦績
  2. 今年の勝因・・・好調教+早期デビュー+有力厩舎
  3. 勝因の一因・・・他の参加者が振るわなかった
  4. 指名馬戦績コメント

指名馬の戦績(2022年5月29日時点)

指名順 馬名 成績 賞金 厩舎 所在
1 牡コリエンテス 1-1-2-2 1110 堀宣行 美浦
2 牡ダンテスヴュー 1-2-0-3 2960 友道康夫 栗東
3 牡キラーアビリティ 2-1-0-3 8260 斉藤崇史 栗東
4 牡ダノンスコーピオン 4-0-1-1 21200 安田隆行 栗東
5 牝アドマイヤラヴィ 0-0-1-0 180 友道康夫 栗東浦
6 牡パラレルヴィジョン 1-0-0-0 520 国枝栄 美浦
7 牡ディーンズリスター 1-0-0-0 520 矢作芳人 栗東
8 牝スカーレットオーラ 0-0-0-1 0 中内田充 栗東
9 牡ジャスティンスカイ 2-1-0-1 1820 友道康夫 栗東
10 牡ポイズンアロウ 1-1-0-6 915 藤沢和雄 美浦

全頭出走。牡馬指名馬は全頭勝ち上がり。G1を2勝。

有力どころの早期デビュー組は強い。最近は早めにデビューさせていかにダービーまでに成長曲線を描けるか?と思えるようなレース選択が見られます。そういった意味ではキラーアビリティの皐月賞のぶっつけ本番も頷けますが、結果的にはステップレースを挟んで調子を上げていった方がよかったのかもしれません。

昨今は、有力馬が早期デビューして勝ち上がると前評判のまま活躍を見込めるケースが多く見られるので、有力馬の早期デビュー組の選定が結果を左右するといっても過言ではないと思います。

なお、牝馬は二頭しか指名していませんが、活躍どころかほとんど走ってくれなかったので何とも言えず。こういうのもありますね。

今年の勝因・・・好調教+早期デビュー+有力厩舎

というわけで、好調教+有力馬の早期デビュー+有力厩舎の取り合わせは、とても大事。

前評判がいいから有力厩舎に預託されるし、順調だから早期デビューできる。加えてデビュー前でも脚力があるから時計が出る。きっちりデビュー勝ちが出来たらその後のレース選択も幅が広がる。

調教で言えば、ダノンスコーピオンはデビュー前の追い切りが秀逸。一週前からCWで時計を出していましたが、それより少し前の坂路の時計も中々でした。(馬なりの加速ラップで最後の1F12秒前半だったと思います)
とはいえ難しいのが好時計は調教番長と揶揄されてしまうような馬もいるので、確率を上げるのならやはり有力厩舎から選ぶ。これもとても大事な要素だと思いました。

走ってみないとわからない。これを言ったら元も子もありませんが、事前情報で判断しやすいのが好調教+有力馬の早期デビュー+有力厩舎だと思います。

勝因の一因・・・他の参加者が振るわなかった

言い換えると、運が良かった。
私もですが牝馬の活躍馬を全員スルー。スターズオンアースを誰かが指名していたらひっくり返るような成績でしたので、今年は運もありました。

仲間内でPOGをしているとそれとなく指名馬の傾向ってわかります。うちのPOGだと牝馬は結構おざなり。それが分かっているので一位指名に牝馬を持ってくることもあるのですが、うまくいった試しがありません。苦い思い出が多いこともあって自分の指名馬も牡馬に偏りがちなところがあったりします。

どのくらい牝馬が手薄だったかというと、オークス出走がアートハウスのみという結果。牝馬の指名が下手すぎるという話かもしれませんが、案外狙い目な牝馬かもしれないなと思うと今年のドラフトは引き当てたいところです。

指名馬戦績コメント

1位指名

牡  コリエンテス

父  ディープインパクト
母  イスパニダ
母父 Pure Prize

前評判ブチ上げすぎですよ。
『国内のみならず、世界でも圧倒的なパフォーマンスを披露し、歴史に名を刻むことが本馬の天命です。』(シルクのカタログより)

未勝利勝ちもなんとか勝った印象が強くて、クラシックはさすがに・・・と思いましたが、それでもトライアルに挑戦できたことはよかったなと思いました。

2位

牡  ダンテスヴュー

父  キングカメハメハ
母  クロウキャニオン
母父 フレンチデピュティ

きっちり勝ち上がってくるクロウキャニオン産駒。久々の父キングカメハメハも勝ってきます。クラシックは案外でしたが、古馬になってから一層の活躍が見込めそうな気がします。馬券的には人気薄の重賞で狙ってみたくなるような感じ。チェックしておこう。

3位

牡  キラーアビリティ

父  ディープインパクト
母  キラーグレイシス
母父 Congaree

ルメール騎手でデビュー。その後岩田望で勝ちきれず、福永騎手にスイッチしようとするも怪我で横山武に。その後継続騎乗となりましたが、ジオグリフが福永騎手で勝ったところを見ると様々な巡り合わせがあったなと思い返します。

ダービーの追い切りで「ホープフルSに比べるとまだ足りない」ようなコメントが陣営からありましたが、その中でも6着の結果はやはり走る馬なんだと思います。順調さを欠いたような状態だったのは残念でした。

4位

牡  ダノンスコーピオン

父  ロードカナロア
母  レキシールー
母父  Sligo Bay

ドラフトの時期にもよりますが、デビュー前のCWの時計を見れた人は強行指名をされた方も多いのでは?それだけ出色の時計だったと思います。

それにしても厩舎的にはクラシックに向かいたかったのかなと思わせるレース選択。萩Sも共同通信杯も1800mをのレースを走らせるところに距離の壁を探っていたような感じがします。
マイル路線に軌道修正してくれてよかった。

5位

牝  アドマイヤラヴィ

父  ロードカナロア
母  アドマイヤミヤビ
母父 ハーツクライ

新馬走らせた後、行方不明。友道厩舎は忙しい。最近やっと入厩したので復帰戦がそろそろあるかも。

6位

牡  パラレルヴィジョン

父  キズナ
母  アールブリュット
母父 マクフィ

早期デビュー予定も一頓挫。好調教が目立っていたので残念でした。
先日の未勝利戦での勝ち方を見ると順調にいってたらなと思ってしまうものです。秋以降も期待の一頭だと思います。

7位

牡  ディーンズリスター

父  ディープインパクト
母  ラヴズオンリーミー
母父 Storm Cat

怪我だらけでデビュー自体が危ぶまれていましたが、なんとかデビューにこぎつければきっちり未勝利を勝ち上がる。血統馬の底力を見せてくれました。

8位

牝  スカーレットオーラ

父  ロードカナロア
母  ダイワスカーレット
母父 アグネスタキオン

ダイワスカーレットの産駒は、牡馬を狙いましょう。二つ下が牡馬みたいです。

9位

牡  ジャスティンスカイ

父  キタサンブラック
母  リアリサトリス
母父 Numerous

未勝利勝ちにフリージア賞と先行押し切りのいい勝ち方。青葉賞でいい勝ち方ができればダービーも楽しみが広がる・・・期待して見させてもらいました。
青葉賞のレースを見る限り現状は力不足。キタサンブラック産駒らしく古馬になって活躍してくれることを祈ります。

10位

牡  ポイズンアロウ

父  Arrogate
母  Crosswinds
母父 Storm Cat

趣味枠。アロゲート産駒だし、調教時計もいいし、早期デビューだし、馬主の期待も相当なものでした。BCジュベナイルの出走は叶いませんでしたが、よく走って未勝利はちゃんと勝った。もがきながら出走をして勝ちをもぎ取るのって、やきもきするけど長く楽しめるPOGの醍醐味。個人的な応援馬でした。


以上になります。ここ10年の仲間内のPOGでは4回目の優勝でした。馬券は下手ですけどPOGの指名はなかなかなんですよ。