私のPOG2022-2023の結果。有力馬が順調に行かない

 結果的にはふるわないPOGでしたが、狙い目は悪くなかったのかな?と勝手に思っています。

ダービーも二頭出頭できましたし、オークスこそ未出走でしたがグランベルナデットは惜しかったな。期待していた方も多かったのではないかと。

指名馬の戦績まとめや勝因を振り返りました。

目次

  1. 指名馬戦績
  2. 今年の敗因・・・有力馬が順調に行かない
  3. 敗因の一因・・・他参加者が2歳G1総取り
  4. 指名馬戦績コメント

指名馬の戦績(2023年6月5日時点)

指名順 馬名 成績 賞金 厩舎 所在
1 牡チャンスザローゼス 2-1-0-0 2500 中内田充 栗東
2 牡ノッキングポイント 2-1-0-3 5880 木村哲也 美浦
3 牝ルージュベルメール 0-0-0-0 0 藤原英昭 栗東
4 牡チャーチモード 0-0-0-3 0 高野友和 栗東
5 牡シャザーン 2-1-0-2 2830 友道康夫 栗東
6 牝グランベルナデット 2-0-0-2 2890 大竹正博 美浦
7 牡ダノンプレジャー 0-0-0-3 0 安田隆行 栗東
8 牝ドナウパール 1-0-0-2 660 斉藤崇史 栗東
9 牡マイネルエンペラー 1-1-0-3 1360 清水久詞 栗東
10 牡モズアカボス 1-0-0-2 698 矢作芳人 栗東

ルージュベルメール以外は期間内出走。勝ち上がりも多くその後の期待馬も多かったと思います。

特にレベルの高いと思われた新馬戦で勝った馬、僅差の馬はその後の活躍も多く、有力どころは早期デビューで勝ち上がりその後じっくり調整しつつクラシックを目指す流れは続いていますね。

とはいえダービーの結果だけ見るとタスティエーラ、ソールオリエンスは秋デビュー組なので早期デビュー組一辺倒ではないのが難しいところ。ただ、有力どころが頓挫したり調整が上手く行かずに失速したケースもありました。

牝馬は今年もさっぱりでしたが、リバティアイランドの活躍を見ると牝馬の指名ももう少し増やすべきなのかな。

今年の敗因・・・有力馬が順調に行かない

個人的にはチャンスザローゼスは能力だけならクラシックでも戦えてたと思いますし、ノッキングポイントも軌道に乗っていればもっと好走があったと思っています。

こればっかりは蓋を開けてみないとわからない面は多いので仕方ありませんが、前評判が良く調教も良い。加えて有力厩舎であれば牧場時代からの評判のまま入厩先が決まり、調教でも片鱗を見せての出走となるため好走確立はかなり高いのだと思っています。

敗因の一因・・・他参加者が2歳G1総取り

リバティアイランドにドルチェモアのダブル取りとなんだかんだでドバイでも好走しちゃうドゥラエレーデを指名された参加者に脱帽です(POG人気はどの馬もありましたがきっちり指名はさすが)。2歳戦の結果でちょっと賞金的には厳しそうだなって思ってしまいましたから。それに3歳になってからも活躍が見込まれるレースっぷりを見せられたら指名馬の中にバケモノ級が潜んでないと厳しいです。

ただ惜しかったなと思ってしまうのは、リストにはスキルヴィングやファントムシーフ、フリームファクシといった面々が入っていたのでチェックしていた馬は悪くなかったんだけどなぁと振り返るばかりです。

指名馬戦績コメント

1位指名

牡  チャンスザローゼス

父  エピファネイア
母  ヴィンテージローズ
母父 ゼンノロブロイ

アイビーステークス後、音信不通。
個人馬主なので情報が少ないのは仕方ありませんがはっきりとした情報が出ずクラシック出走が叶うのかわかりにくい状況でした。
ドゥラエレーデやカルロヴェローチェの活躍を見ると当馬もかなり期待してよかったと思います。怪我の完治と今後の活躍に注目しております。

2位

牡  ノッキングポイント

父  モーリス
母  チェッキーノ
母父 キングカメハメハ

ダービー5着の結果を見ると新馬戦後に順調に賞金を加算できていたらもっと違った結果になっていたのではと思ってしまうところです。
新馬戦の後、サウジRC、ジュニアCの足踏みがローテション的には誰の目で見ても誤算。2勝目が条件戦になるなど新馬戦の走りからすれば思いも寄りません。ただ、このような状況からダービー5着まで持ってきたと考えれば挽回はなったとも。陣営の目標がダービーであったなら本来ならダービー前に2000m以上のレースを一度は使っておきたかったでしょうね。

3位

牝  ルージュベルメール

父  エピファネイア
母  レッドファンタジア
母父  Unbridled’s Song

色々あって今やレースに使えるのかどうかというところ。前評判はかなり高い一頭でしたが体質の弱さに泣きました。

4位

牡  チャーチモード

父  モーリス
母  チャーチクワイア
母父 ネオユニヴァース

5/27の未勝利戦では勝確からの落馬。抜け出していた状況下での落馬でしたのでどうして躓いてしまったのか。そういえば新馬戦も直線で何かを跨ぐような感じで失速していたと思いますが、かなり繊細な馬なのかもしれません。調教は走るし馬体も良く映るので立て直して欲しいですね。

5位

牡  シャザーン

父  ロードカナロア
母  クイーンズリング
母父 マンハッタンカフェ

新馬戦で出走したメンバーは、1着ダノントルネード、2着当馬、3着ラスハンメル、4着シーズンリッチ、5着ウインオーディン。全馬クラシック出走をはたしているところを振り返るとレベルの高い新馬戦でした。ダービーも着順こそ9着ではありましたがそこまで差はなく。伸びを見ると結果的には後ろ過ぎたように思いました。

それにしても金子オーナーの馬はなんだかんだでフリームファクシと当馬でダービー二頭出し。相変わらず凄いです。

6位

牝  グランベルナデット

父  キズナ
母  ラブリーベルナデット
母父 Wilburn

未勝利と忘れな草賞の勝ち方も良かったので距離の伸びるオークスでは更なる飛躍が見込まれました。残念ながら腸炎で出走回避となりましたがリバティアイランドに及ばずとも好走していたかもしれません。

新馬戦出走前は南Wで好時計。新馬勝ちはなりませんでしたが素質の片鱗は見せていました。素質馬が調教もきっちり走ってくると好走確立は高いのはその通りだと思いました。

7位

牡  ダノンプレジャー

父  ロードカナロア
母  スピニングワイルドキャット
母父 ハードスパン

鳴かず飛ばず。こういうこともあります。ダノックス×ケイアイ×安田厩舎はスマッシュとスコーピオンの実績がありますので三番煎じを待ちましょう。

8位

牝  ドナウパール

父  エピファネイア
母  ドナウブルー
母父 ディープインパクト

フラワーCで敗戦かぁ..。POGの指名馬リストには「早来での評価はトップクラス」のメモがありました。新馬は調教がまだまだだったので仕方なく、未勝利勝ちは能力が垣間見られ、フラワーCは素質でなんとかしてくれって感じでしたが、泥んこ馬場で小柄な当馬は厳しそうでした。
自己条件戦からになると思いますが秋の飛躍に期待。

9位

牡  マイネルエンペラー

父  ゴールドシップ
母  マイネテレジア
母父 ロージズインメイ

なんとかしてクラシック出走を目指すのが見て取れる戦績。レースも凡走というより目一杯走っているのも伝わって応援のし甲斐があるもんです。POG的には賞金は大事かもしれませんが温かい目で応援できる当馬のような存在がいると楽しみがあっていいなと思っています。

10位

牡  モズアカボス

父  Quality Road
母  India
母父 ヘネシー

新馬勝ちはさすがでした。その後は昇級の壁に阻まれていますが、今後に期待でしょう。まずは1勝クラスの突破ですが時計も詰めてきているので馬券的には人気落ちしたどこかで妙味があるんじゃないかと。


以上になります。今年は趣味枠でダート馬を指名するのはやめておこう。