動きたい衝動(欲望)のままに足を運んだB不動産仲介業者のB担当者。
名刺を拝見。「店長」とあった。これは幸運。
店長なら(今まで以上に)ワガママも辛抱強く聞いてくれるだろう(・▽・)♪期待を込めて、希望条件を伝えた。
数件ピックアップされた。
このうち1軒は新築の物件だそうだ。そこは約80戸もある大きな賃貸マンションだった。建物が完成して半年以上経過しているらしいが、その割には…空き部屋、多くないか?
ぱっと見、半数くらいの部屋が空いていた。
率直に尋ねてみた。「これ、半年以上も入居者がないって、なんかあるんスか?」
B担当者の返答はあっさりしたものだった。「部屋数がかなり多い賃貸物件なので、こんなものです。さあ、内覧に行きましょう。」
なんだかしっくりこないまま、内覧に連行された(´・□・`)。
うむ、確かに新築じゃ。苦しゅうないぞ。しかし駐車場の出入り口が、狭いな。ちぇっ、めんどくせぇの(・ε・)。(※運転が下手なくせにクルマを1台持て余しているので、駐車場の条件は結構重要であった。)この時は、そのくらいの感想だった。
お次の物件は、現在入居者が居り内覧はできなかったものの、駐車場だけ見させてもらえた。オーナーが建物1階で事務所を構えておられるそうで、駐車場だけ見に来た自分に挨拶をしてくれた。
駐車場は、完璧じゃ。但し内覧不可だったため、この日はあれこれ聞かずに失礼した。
ふとその建物の外壁にあった掲示板を横目に去った。『空き物件あり・仲介手数料無料・電話●●-×××-△△△△』
不動産屋の営業スタッフというのも様々で、どうやらB担当者は、営業トークはされない方のようである。内覧中終始無言でワシがうろうろする後をついてまわるだけだった。まるで見張り番人のようで、背中がチクチクした。
なんだか終始しっくりこないまま、時間だけが過ぎた。この痒いところに手が届かん気持ちは、なんぞや。
あ、わかったぞ。自分は、どうもこのB担当者とはウマがあわんのだな(・▽・)。お互い人間だもの、仕方ない(´・ω・`)。それならば!と、早速業者を変えてみた。B担当者には、一応こう言っておさらばした。「例の駐車場だけみた物件、部屋が空いたら改めて。」
改めて→「こちらから連絡します」なのか、「連絡待ってます」なのかを濁してB仲介業者の事務所をあとにした自分はなんて智慧を付けてしまったのだろう。オトナになるって、なんだかなぁ(´=ω=`)=3。
つづく。