1週間後に訪れたC不動産仲介業者のC担当者は気さくな人柄らしく、話もはずみ、満足していた。例の新築物件について、B担当者に投げた質問をしてみた。返答はこうだった。
「戸数が多いというのもありますが、ココ、ちょっと(家賃)お高いんですわ。完成して半年経っても空いているもんだから、これでも、ちょっとは下がったんですよ。」
そうそう、ワシ、こういう生々しい話が聞きたかったんだよ(≧△≦)。やはりそうだったか、と納得。
その他物件もC担当者と見に行きつつ、心は例の新築物件に住むぞと決め、話を進めることにし、改めて内覧しに行った。
同じ物件でもなけなしの金を叩いて仲介手数料や初期費用を払うのなら、よくしてくれると思う所に払う方が好い。自分は、そう思った。
上記の話から家賃交渉には応じてくれない管理会社だった。仕方がない、とそこは受け入れたが、二度目の内覧中の部屋でちょっとしたことに気付く。
あ、あれ。網戸が、スライドしないじゃねーかなんだこれ(^・△・^)。
建て付けがよくなかったようで、ヨコにスライドできず、ちょっとばかり網戸を浮かせて(持ち上げて)開けねばならなんだ。
これは初期不良だろうから直してもらわねば、とC担当者から管理会社に伝えて貰ったら、管理会社からこんな返答がきたらしい。
『直しません、新築なんで。』
・・・んん(・ω・)?完成して半年以上空室が目立つのに、家賃交渉は受け付けない。網戸は直さない。しかも窓の開閉もスムーズにいかない(自分がやってもC担当者がやってもダメだった)が、それも直さない。他にも蓋を開けたら色々あった。募集情報の中にあった「フリーレント」は反故にされていた。当初聞かされていた駐車場の場所も、そこは空いておらずで別の場所を指定された(変更後の駐車場は、好みの場所ではなかった)。
…等々。
ほぼ全ての理由、新築だから。
やってられっかー(+皿+)ノ””
この物件、もぉ、いいわ!
ってことで、新築物件入居はポシャらせましたとさ(´・Д・`)。
気さくなC担当者は、管理会社との交渉電話を切った後、苦笑いしながらこうつぶやいた。
「だーかーら(斯様な対応だから)、ココに人、入らねーんだよ!と言ってやりたくなりました(笑)。」
動きたい衝動は、おさまらない。とはいえ、貧乏閑なし。あまり時間をかけたくもないので、さっさと別の物件を探して決めたいと強く思った次第である。
どうなることやら。
つづく。