「アカウントの設定が必要です」「今すぐGoogleアカウントに生年月日を登録してください」
この通知が先月くらいから届くようになりました。私の場合、よくわからず個人情報を登録するのも嫌だったので、少しほったらかしていました。すると、しばらくしてまた通知がやってきます。
そこで、この生年月日の登録について少し調べてみると分かるのですが、14日以内に登録しないとアカウントが無効になるという内容が公式ヘルプに書かれています。
目次
- 14日以内に生年月日を登録しないとアカウントが無効?
- 通知が来てから18日目でもアカウントが無効になることはなかった
- 昔作ったGoogleアカウントは、生年月日が必須じゃなかった
- 法律を遵守するために必要って何の法律?
- Googleアカウントの生年月日は、嘘をついてもいい?
14日以内に生年月日を登録しないとアカウントが無効?
以下、Google アカウント ヘルプ に記載があります。
「Google アカウントの年齢制限」
https://support.google.com/accounts/answer/1350409?hl=ja
Google サービスで Google アカウントを所有できる年齢に達していないと判断された場合、14日以内にアカウントを更新して年齢制限の要件を満たす必要があります。更新されないと、アカウントが無効になります。
「アカウントを更新して年齢制限の条件を満たす」
https://support.google.com/accounts/answer/1333913?hl=ja
14日以内に管理機能を設定しなかった場合、またはアカウントを管理できる年齢であることを証明しなかった場合には、アカウントは無効になり、アカウント情報は 30 日後に削除されます。
これを言われたら登録せざる負えませんが、通知が来てから14日以上、生年月日を登録しないとどうなるか確認してみました。
通知が来てから18日目でもアカウントが無効になることはなかった
私のケースだと以下の具合で通知が来ておりました。
- 4月25日 初回の通知
- 4月29日 2回目
- 5月05日 3回目
- 5月11日 4回目
現在(5月12日)時点で、初回の通知から18日を経過しますが、今のところ無効になることはなくお咎めなしです。
しかし、前述の公式の説明通り、Googleが年齢に達していないと判断したら即座にアカウント無効の可能性は十分にあります。ですので、Googleのサービスを継続して利用したい場合は、早めに入力しておくべきなのでしょう。
(私は、GmailもYoutubeもPlayストアもAdSenseもアナリティクスも使っているユーザーです。アカウント無効になることを知らないで放置する分には仕方ありませんが、知っているのに試しに14日超えたらどうなるんだろう・・・は、ヘビーユーザーは止めておいた方がいいと思います)
昔作ったGoogleアカウントは、生年月日が必須じゃなかった
通知が来たアカウントは、2012年に作成したものです。現在新規でアカウントを作成する場合、生年月日は必須になっていますので、この通知が来るケースは昔に作ったアカウントということでしょう。
私は、他にもGoogleアカウントを持っていますが、少なくても2017年に作成したアカウントは、生年月日が必須だったと思います。(2017年に作ったアカウントは、生年月日登録済。もちろん通知も来ない)
法律を遵守するために必要って何の法律?
何の法律だろう?
Googleサイドは、生年月日の入力は「法律を遵守するために必要です」と言っているのに、何の法律を守るために必要なのかは書かれていません。探しても出てこないんですよね。
法律を盾に取り、登録を求めるならその法律を示して欲しいところですが・・・おそらく、全世界でサービスを提供していますので、各国各地域で法律や条令が異なり、その時々で法律も変わります。全ての法律を明示することは難しいので、このような表現にとどめているのだと思います。
例えば、Youtubeで動画を見るなら年齢制限が設けられている動画は見られない(見せてはいけない)といったところだと思います。
とは言え、Google アカウントの年齢制限 に関しては、以下に詳しく書かれています。
Googleアカウントの生年月日は、嘘をついてもいい?
個人情報の漏洩の心配を考えると正直に入力したくない気持ちにもなります。
これ、嘘をついて問題があるのか?
おそらく、すでに嘘の生年月日で登録してそのまま使っている人も多いと思いますし、それで問題が起きてアカウント無効になったり、利用制限をかけられたりすることって起きていないと思います。(あまり聞いたことないだけで実際はあるかもしれませんけど)
なので、普通に使っている分には差し支えないのが実際のところ。でも、何か問題があった時、Googleから本人確認の情報提供を求められることも考えられます。
例えば、Googleアカウントにクレジットカードの支払い方法を登録することができますが、クレジットカードの不正利用が起きた時に本人確認の情報を求められるかもしれません。この時、クレジットカードに登録している生年月日とGoogleに登録している生年月日に相違があった場合に、ややこしい事が起きそうです。他にもパスワードを忘れてしまった時に本人確認の為に聞かれる可能性もあります。
また、嘘の生年月日を入力したとして、その生年月日を忘れてしまうこともありえます。(Googleアカウントの個人情報画面を見れば確認可)
何か問題が起きた時に必要な情報になると思いますので、絶対に個人情報を提供したくないということでもなければ、正しい情報を。どうしてもというなら忘れず覚えておける生年月日がいいのだと思います。
(生年月日は、年齢層にあったおすすめの広告にも利用されるとありますので、登録した年齢によっては予期しない広告が表示されることもありそうです)
生年月日は後から変更することもできる
生年月日は、登録した後に変更も可能です(2021年5月12日時点は変更可)。※一度登録した生年月日をまっさらな状態(未登録)にはできないようです。
突然通知が来ると少し警戒してしまうものですね。色々調べた結果、生年月日を登録するのも条件反射で登録するのも変わらないかもしれませんが、その必要性やリスクを考えた上で登録するのは、何か問題が起こった際に適切な対処をできると思います。