ペン字練習記23 上達のきっかけ

アラフォー(男)がペン字の上達の過程を記録すると共に試行錯誤、紆余曲折の練習記を綴っています。
ペン字をされている方へ何かしらお役に立てれば幸いです。

勉強の記録

日付 勉強時間 勉強内容
6/15~6/21 70分 ひたすら手本を見る
6/15~6/21 260分 「危」の臨書

練習に使っている道具

練習に使っているペン ユニボールシグノ太字 UM-153
練習に使っている紙 マルマン書きやすいルーズリーフA5 L1307H



先週書いた字

上達のきっかけ話の前に、現時点の私の字。

危の文字
前よりはましになりました。

これでもだいぶよくなった方で、少しは上達しています。なによりある程度安定して書けるようになりました。

取り立てて上手くはないかもしれませんが、「自分の中では」上達してきたと思っています。

この程度で・・・と思う方も多いと思いますが、この程度の人の上達のきっかけ話です。

上達のきっかけ

練習を続けていると気付かぬうちに上手になっていたり、できないことができるようになったりすると思いますが、そのきっかけというと意外と覚えてなかったり、はっきりとコレといったものってあまりないのでは?
実はそのきっかけこそが上達のコツだったりするのかもしれませんが、そういったエピソードを聞く機会もありません。そんなわけで振り返りがてら書いてみました。

書き始めの頃は課題が多すぎて大変

誰しもだと思いますが、書き始めの頃は課題が多くて大変です。私もそうでした。「一」とか「十」の字さえも満足に書けません。まっすぐな線が書けないのでそこからです。

そもそもな話、ペンの握り方、筆圧、姿勢、書く以前の基本的なことから見直す必要がありました。
書く以前のところからなので、上達なんてまだ遥か彼方の話です。

とは言え、上達の一歩として、大小様々な課題は一つ一つ少しずつ解決していくのはとても大事なことでした。

(課題がわかっていれば、少しずつでも上達はしていくものですね)

少し書けるようになってきては伸び悩む

ある程度、大きな課題を解決していくとそれなりに字は書けるようになりますが、それなりにです。
お手本と比べたら天と地の差がありますし、少しずつ上手くなっているようには思えますが、上達したと言える程のものじゃありません。

なぜ、上手く書けないのか?
と、悩んでしまうのですが、大きな課題は解決しているので、次に何の課題を解決すべきかがよくわからないんです。
おそらく目に付くダメなところは、少しずつ直していけるのでしょうけど、根本的な何か(悩みの種)を解消することができなくて伸び悩んでいたのだと思います。

もし、ペン字教室に通っていて先生がいるならアドバイスはもらえるでしょうけど、自分が抱えている根本的な何かに対しての助言でなければ解決には至らないと思います。それこそ目に付く悪い点をよくするアドバイスにしかならないかもしれません。

(何がよくないのか、何でお手本のように書けないのか・・・何を直せばいいのかわからなければ、上達しない)

どんな字を書きたいのかようやく理解する

私の場合、上達のきっかけと言えば、これです。

どんな字を書きたいのか明確になった時。

意外とこんな字を書きたいって、ありそうでなかったりしませんか?
特にお手本を見ながら書いていると「お手本みたいな字を書きたい」って思うことはあっても、自分が書きたい字はこんな字。というのってさほどないような気がします。

それに、お手本みたいな字。
この「みたいな」っていうのもよくなくて、なんとなくこんな感じにしたいって言っているようなものです。
なんとなくではやっぱり上手くなれないです

私も伸び悩み途中でありましたが、雰囲気で書いてしまう。実はどう書けばいいのかよくわかっていない。

画数の多い字であれば、一画、二画くらい雰囲気で書いてしまっていてもそこまでおかしくないように見えてしまいます。それよりも上手く書けていない部分やその字の肝や要になる部分ばかり注力して書いてしまう。
よく考えてみると、お手本や先生方の字に雰囲気で書いているような部分ってないと思います。でも、自分はお手本みたいな字、なんとなくこんな感じといった、雰囲気で書くようなことをしている。そうではなくて、一画ごとどのように書くかを追求すべきでそれを怠った末の伸び悩みだと思いました。

私の場合は、どんな字を書きたいのか、より深い意味で理解した時に上達しそうな感覚を持ちましたが、上達のきっかけって技術面よりこうした考え方の変化の方が多いのかもしれません。

(「こんな字を書きたい!」がはっきりしていれば、ヘタクソなりにそこに少しずつ近づける)

実際に書きたい字を練習して上達し始める

自分の書きたい字がある程度でも具現化できれば、後はそれを書けるように練習するのみです。
書く練習を始めた頃は、書けば書く程上手くなっていく時期があると思いますが、その時期と同じように書けば書く程上手くなっていくと思います。
書きたい字が自分の中にあるので悪いところをどんどん修正していって整っていくのだと思います。

もし、伸び悩んだ時には、一度立ち止まってどんな字を書きたいのか見つめなおしてみると悩みの解消の手助けになるかもしれません。

危の文字
なんだか呪われそうですが

まだまだですが、これでも少しは書けるようになっています。

今週の練習予定

引き続き「危」の字の練習。
三画目のがんだれ部分がまだ向上の余地ありです。上手く書けないのがこの部分なので。横棒難しい。

これまでの練習記録

今週の勉強時間 トータル勉強時間
330分 9,345分
今週の練習文字数 トータル練習文字数
390 16,955

これまでに練習した文字と文字数

1,691 3,650 635 4,967
1,577 5 640 660
20 20 20 20
780 1,670 420 510

勉強にかかった費用(教材やらペンやら紙やら)

費目 費用
まっすぐな線が引ければ字はうまくなる 1,320円
サラサクリップ3本 315円
ユニボールシグノ太字4本 660円
ユニボールシグノ太字替え芯5本 440円
ノート PLUS NO-005AS(家にあったもの) 0円
ルーズリーフ(ダイソー) 110円
書きやすいルーズリーフ(マルマン) 297円
3,142円

以上。皆さまのペン字練習に一歩でも前進を。ペン字練習ライフを応援しております。(管理人)

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