ペン字練習記199 巛のような同じ字画が続く字の書き方

2020年から練習を始めました。ペン字の上達の過程を記録すると共に試行錯誤、紆余曲折の練習記を綴っています。
ペン字をされている方へ何かしらお役に立てれば幸いです。

勉強の記録

練習に使っているペン	ユニボールシグノ太字 UM-153
練習に使っている紙	ジャポニカ学習帳ジャポニカカスタム JC-Y22

まずは下の字を見てください。

最初の字（黒ペン）は、上手く書けていなかった時の「巡」の字です。そして、次の字（青ペン）が改善後。
大して変わってないじゃないかと言われたら確かに。（見返したら変化がわかりづらかった）

「巡」の字はしんにょうを除けば「く」の部分が三つ重なるだけです。そこまで難しさを感じることはないと思いますが個人的には苦手な部類。意外と同じ形になりません。ほんと、等間隔で同じ形を書けばいいだけな話なのに。

これまでそんな気持ちと同様に、同じ形で書こうという気持ちで書いていました。なので、一つ前に書いた「く」と同じ形にすればいいという感じ。後は幅を均等に書くことなど気をつけていました。

でも、等間隔にきっちり書けることが少なくかなり苦手としていたのがこれまででした。

何を直したかと言えば、一画ごと正しい形で書くようにしたこと。

それは大前提なんじゃないか・・・と思ってしまいますが、上手く書けない時ってそんな大前提ができていなかったりします。「く」をたった三つ続けて書くだけのことでも。

これまでは一つ前に書いた「く」と同じ形にしようという意識で書いていましたが、それがいけませんでした。そうではなく、一画ごと正しい「く」の形で三つ書くこと。

上の「邕」の字ではまだ大きさが安定していませんが、改善後の下の字は一画ごと正しい形で書くように意識しています。（上の字は同じ形で書くように意識していた）

もう少し練習が必要ですが考え方は悪くないようです。字形が整ってくれば悪くないと思っています。

上の字は「齢」の旧字体ですが、齒の「人」の部分も同じことが言えると思いますが、これは苦手意識はあまりなかったんですよね。重ねて書くというより一個ずつ書くという感じだからかもしれませんが。

これまでの復習を引き続き。力加減と手の動きを意識、姿勢も大事。時間をかけて丁寧に書く。

平仮名（「ゐ」「ゑ」除く）
57,960（50音46字：1,260回）