ペン字練習記195 書き始めに余白を考える

2020年から練習を始めました。ペン字の上達の過程を記録すると共に試行錯誤、紆余曲折の練習記を綴っています。
ペン字をされている方へ何かしらお役に立てれば幸いです。

勉強の記録

練習に使っている道具

日々のマイメモ（練習後の感想、振り返り）

マス目の真ん中に書くだけでも難しい

文字をマス目の中央に来るように書くだけでも整った字に見えると思います。
上の字はほぼ中央に書けていると思いますが、いまだに上の方に書いてしまったり右寄りになったりがありますね。

杖と杭の字、どちらもやや上の方に書いてしまっています。もちろん中央に書こうとする意識はありますがダメですね。

真ん中に書けない原因みたいなもの

学生時代を振り返るとノートを取るときって罫線付きのノートだと思うので罫線に沿って横書きや縦書きで書いてきたと思います。

それで、普段の学習でかなりの量を書くと思いますので、多くの方はそれだけで文字の大きさを合わせたり、横や縦に真っ直ぐ書けるようになるのだと思います。
おそらくほとんど意識しないでも葉書や手紙の文章や宛名書きはできるのではないかと。

私も苦手な方だとは思いますが、酷すぎるほどではないのである程度はできるのだと思います。でも、整っているかと言えばそうではなく文章を書けばいつの間にか曲がってしまったり、文字の大きさがバラバラになることがあります。

自分で苦手だと感じるのは、マス目のあるノートを使っていても真ん中に書けないことがある時。冒頭の写真でもきへんの字を例に挙げてみましたが、やはり真ん中に書けていないことがままあります。

なぜ上手く書けないのかを考えた時、そもそも真ん中に書こうと意識して取り組んではいないこと。なんとなくこの辺くらいの感覚で書いています。もしくはマス目があるのでそれを頼って大体こんな感じくらいの感覚で。

それでも書ける人は書けるのでしょうけど、苦手な人はダメなんですね。

書き始めに余白を考える

多分、以前にも書いたことがあったと思いますが、一画目の書き始めが大事。それから一画目の大きさも大事。

一画目をどこから書き始めるかで上下左右どの辺りに来るかが決まり、一画目の大きさによって文字の大きさが決まってくるという話。

考えてみれば当然のことかもしれませんが、これができないんですよね。本当は無意識でできるのが一番ですができない人は訓練してできるようにするしかなさそうです。

一画目の書き始めの位置を決めるには、書く前に上下左右の余白をどの程度残すかを考える必要があります。それを考えると自ずと文字の大きさも決まってきます。一画目のみならず縦や横の幅を決める点画も大事でこの長さでも大きさは変わります。また、余白を考えて文字の大きさを決めるということは、字形のバランスも意識することになります。部首によって上下左右の大きさが決まってくる字などを予め意識して書き始めるということです。

これを一字書くごとに全て頭で考えながら書いていたら大変なので無意識にできるレベルまで訓練する必要があるのだと考えています。

今週の練習予定

これまでの復習を引き続き。力加減と手の動きを意識、姿勢も大事。時間をかけて丁寧に書く。

これまでの練習記録

これまでに練習した文字と文字数

勉強にかかった費用（教材やらペンやら紙やら）

以上。皆さまのペン字練習に一歩でも前進を。ペン字練習ライフを応援しております。（管理人）

次回の練習記録

ペン字練習記196 書き方がまだ安定しない

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