ペン字練習記12 「有」を練習文字に選んだ理由

アラフォー(男)がペン字の上達の過程を記録すると共に試行錯誤、紆余曲折の練習記を綴っています。
ペン字をされている方へ何かしらお役に立てれば幸いです。

勉強の記録

日付 勉強時間 勉強内容
3/30~4/5 150分 ひたすら手本を見る
3/30~4/5 350分 「有」の臨書

練習に使っている道具

練習に使っているペン サラサクリップ 0.5、0.7、1.0
ユニボールシグノ太字 UM-153
練習に使っている紙 ダイソーのルーズリーフ方眼紙
マルマン書きやすいルーズリーフA5 L1307H



「有」を練習文字に選んだ理由

先週は「有」の文字を練習しておりました。

どの文字を練習すべきかを考えている中、「有」の字を選択したのにはいくつか理由があります。

第一に、これまで練習をしていなかった新しい字画の文字であること

第二に、今まで練習をしてきた字画が含まれていること(復習を兼ねること)

第三に、新しい字画にペン先のコントロールが求められるものを含むこと

第四に、そのペン先のコントロールの難易度が高いものであること

この辺りを念頭に「柳」「私」「有」をピックアップし、その中で「有」を練習することに決めました。

それから「有」の字を書くために必要な技術も整理しました。

「有」を書くために必要な技術

一画目 払い 始点制御(ペンの入り)、曲線制御
二角目 横棒 始点制御、線の太さ調節(細<->太)、終点制御(とめ、ぬき)
三画目 縦棒 始点制御、線の垂直制御、終点制御(とめ、ぬき)
四画目 折曲 線の太さ調節(細<->太)、折り曲げ制御、終点制御(はね)
五画目 横棒 線の角度調節
六画目 横棒 線の角度調節

上記は、一画ごとの線を描くのに必要な技術を細分化したものです。
字画のバランスを取るために必要なことは挙げていませんので、厳密に言えば他にもあるでしょう。

当然ですが、実際に練習をする際には、ここまで細かいことを気にして書くことはしないと思います。
お手本を見ながら意識する点を念頭に置いて、書き上げるような練習が普通だと思います。

しかし、意識が必要な点を頭に叩き込んでおくと、上手く書けなかった時にどの点がまずいのかすぐに把握でき、修正をしやすくなる利点があります。

やり方は人それぞれな面はあるかと思いますが、書き出すなどして自分なりのポイントを洗い出すのもいいかもしれません。

なかなか上手く書けない、三画目の縦棒

今も満足に書けているわけではないのですが・・・。

有の字で一番苦労していた(している)のが三画目の縦棒の終点部分です。
書道では、終点の手前で筆を休め、ゆっくりぬくようにして形を整えると思うのですが、これをボールペンで表現しようとなるとなかなか難儀です。

もちろん、同じ動きをすればいいのかもしれませんが、ボールペンのインクの出方のクセなども含め、一筋縄でいかないのが現実です。
さらに、この縦棒ばかりに気を取られていると他の部分がおろそかになったり、字全体のバランスが崩れたりと上手くいきません。

こうした細かい部分で気になるところがあれば、少なくてもペン先の動かし方を身に付ける必要があると思っています。

有の字の練習
試行錯誤ですがこれでもよくなった方です。

それと、四画目の折り曲げ部分とはねの部分はそこまで苦戦することなく、ある程度は形を整えられました。頭でイメージした通りにペンを動かせば形が整うのでさほど難しくなかったようです。

今週の練習予定

新しい字(一画)の練習

これまで練習してきた文字の復習を兼ねつつ、新しい字画にうつりたいと思います。
(「侍」とかよさそうと思いましたが、折り曲げの部分がないんだよな・・・など投稿時点では考え中です)

これまでの練習記録

今週の勉強時間 トータル勉強時間
500分 5,775分
今週の練習文字数 トータル練習文字数
640 13,165

これまでに練習した文字と文字数

1,691 3,650 635 4,967
1,577 5 640

勉強にかかった費用(教材やらペンやら紙やら)

ユニボールシグノ太字のインクがなくなりました。替え芯に取り替えています。

費目 費用
まっすぐな線が引ければ字はうまくなる 1,320円
サラサクリップ3本 315円
ユニボールシグノ太字4本 660円
ユニボールシグノ太字替え芯1本 88円
ノート PLUS NO-005AS(家にあったもの) 0円
ルーズリーフ(ダイソー) 110円
書きやすいルーズリーフ(マルマン) 297円
2,790円

以上。皆さまのペン字練習に一歩でも前進を。ペン字練習ライフを応援しております。(管理人)

次回の練習記録