ペン字練習記02 「一」と「十」の文字から練習を始めた理由

アラフォー(男)がペン字の上達の過程を記録すると共に試行錯誤、紆余曲折の練習記を綴っています。
ペン字をされている方へ何かしらお役に立てれば幸いです。

勉強の記録

日付 勉強時間 勉強内容
1/20 40分 直線の練習
1/21 60分 ひたすら手本を見る
1/22~26 300分 「一」と「十」の臨書

練習に使っている道具

練習に使っているペン サラサクリップ 0.5、0.7、1.0
練習に使っている紙 PLUS NO-005AS(家にあった使いかけのノート)
ダイソーのルーズリーフ方眼紙



ひたすら手本を見る -> 欧陽詢の楷書

直線の練習は今週は少しだけ。

週はじめ、漢字の練習に入る前に楷書の手本を見ていました。唐の四大家「欧陽詢」のお手本です。

何を手本に練習をしていくか?と問われれば
「欧陽詢」の書体を手本にしたい。
とめはねはらいの感じや整然とした文字の形。字に硬さがあるところもペン字向きだと感じています。

それになにより自分好みの美しい文字。

お手本を見ながらこれからどのように練習を進めていくかを考えたりもしていました。
「九成宮醴泉銘」をひたすら書き写していくのも一つの練習方法かもしれませんが、私には高度過ぎて上達する自信はありません。
というわけで、基本的な文字で簡単な文字「一」と「十」から始めていっています。

ペン字のお手本に欧陽詢の教本探し(楷書)は、以下でまとめています。

「一」と「十」の文字から練習を始めた理由

箇条書きであげてみると

  • 直線の練習の続きでもあるから
  • 簡単な文字だから
  • 漢字を構成する最小単位のパーツであるから

です。以下にもう少し詳しく書きました。

直線の練習の続きということもあり・・・

直線の練習に関しても一週間程度続けてきていますが、それでも納得のいく綺麗な直線が書けていません。
ですが、あまりにも線を書くというか引くような練習をしていると飽きもあったし、本当に上手くなれるのか疑心暗鬼にもなりました。
だったら、漢字の練習に少しずつ入っていく方が気持ち的にも前向き。という考えもあり、直線の練習の続きになる漢字の「一」と「十」から始めました。

「一」と「十」は、簡単な文字

そのまんまですが、誰が見ても簡単な文字だと思います。(でも上手く書くのは難しい)

色々な文字を一度に練習することはせず「一」と「十」を重点的に練習をしようと考えたのにも理由があります。

私の現状はと言いますと、まだスラスラと字を書ける程にペンの動かし方が安定していません。ペンの持ち方や握りに強さ、ペン先にかかる筆圧、手の動かし方など全体的に向上させる必要があると感じています。
このため、まずは簡単な文字から始めて、簡単な文字を書く中で、ペンの動かし方を体得したいという気持ちがありました。

練習用紙の写真

写真は練習に書いたものですが、始点と終点は安定せず、線も真っ直ぐ書けないこともまだ多いです。力の入れ具合や文字を書く速度などを強めたり早めたり、緩めたり遅めたり試しながら書いています。

「一」と「十」は、漢字を構成する最小単位のパーツ

漢字の大きなパーツだと部首がすぐに思いつきますが、もっと細かく分解すればその漢字の一画である、横線、縦線、点、払いなど。
もっともっと細かく分解すれば、連続した点が線なのかもしれません。

どの漢字にも多く含まれる横線と縦線です。
「一」と「十」が上手く書けるようになれば、「二」「三」「土」「上」などに発展して練習ができますし、「日」「目」「田」などに進むこともできると思っています。

漢字を構成する線の長さにこそ長短はありますが、「一」と「十」は大事だと考えています。

整った字を書けることもありますが、綺麗な線ではない

上手く書けた文字
バランスはいいが、インクのにじみがある

これは綺麗に書けた方。

かなりゆっくり目にペンを動かしていて、手本に忠実に書くことを意識しています。
そのせいかインクのにじみなどが線に目立ち、すっと通るような線ではありません。

水性インクのボールペンの特性上の問題もあり、ゆっくり目にペンを運ぶとどうしてもにじみが出たりガタガタするような線になってしまうのだと思います。このあたりはもしかすると練習用紙や下敷きを変えると改善が図れるかもしれませんが、ある程度のペンの運びのスピードは必要だと思っています。
それに、普通に文章を紙に書くとしたら一文字ずつじっくり書いて、次の文字へ。なんて書かないですからね。
書くリズムはあるし、それでも綺麗な文字を書けるのも大事だと思っています。

こうした部分を含めて「一」と「十」の文字を書く練習をしながら養っていくのが今の目的です。

次週の練習予定

「一」「十」の文字の練習

まだまだ安定した整った字や線の良さは出せていないので、安定を求めてひたすら練習。

これまでの練習記録

今週の勉強時間 トータル勉強時間
400分 760分
今週の練習文字数 トータル練習文字数
1,692 1,692

これまでに練習した文字と文字数

1,062 630

勉強にかかった費用(教材やらペンやら紙やら)

費目 費用
まっすぐな線が引ければ字はうまくなる 1,320円
サラサクリップ3本 315円
ノート PLUS NO-005AS(家にあったもの) 0円
ルーズリーフ(ダイソー) 110円
1,745円

以上。皆さまのペン字練習に一歩でも前進を。ペン字練習ライフを応援しております。(管理人)

次回の練習記録