ペン字練習記03 縦線をまっすぐ書く方法。やっとコツが掴めた

アラフォー(男)がペン字の上達の過程を記録すると共に試行錯誤、紆余曲折の練習記を綴っています。
ペン字をされている方へ何かしらお役に立てれば幸いです。

勉強の記録

日付 勉強時間 勉強内容
1/27~2/2 110分 ひたすら手本を見る
1/27~2/2 345分 「一」と「十」の臨書

練習に使っている道具

練習に使っているペン サラサクリップ 0.5、0.7、1.0
練習に使っている紙 PLUS NO-005AS(家にあった使いかけのノート)
ダイソーのルーズリーフ方眼紙



ひたすら手本を見る -> 動画見てます。

私はペン字教室には通っておらず、通信講座のようなものも受講していません。独学でやっているので教材と言えば書店で購入した本やネットの情報が主になります。

お手本の本に関しては、もちろんそこに綺麗な字が書かれているわけですからとても参考になるに違いありません。
しかし、私はまだ駆け出しですしペンの動かし方も安定感がなく、ペンの持ち方やペンの走らせ方なども試行錯誤の状況です。
ですので、大変綺麗な字を書ける方のその所作を見て、自分と比べて悪い所があれば直したいですし良い所があれば取り入れたいです。

では、何が参考になるのかと言えば

書いているのを生で見る > 映像で見る > 図解で見る > 静止画で見る

優劣の順序をつけるとするとこんな感じでしょうか。
私は生では見れないので、映像で見る=youtubeで見ています。

※「映像で見る」は、スロー再生できる場合、生で見るより細部の確認ができる為、優劣が逆転することもあります。

今の時代、便利なもので探せば達筆と言いますか達人と言いますか、もの凄く綺麗な字を書く方の動画もたくさん見ることができます。
惜しむらくは多くの動画が紙に字を書くシーンがほとんどですので、画面に映るのはペン先と紙と実際に書かれる文字のみ。手の動作やペンの動きなどの全体を見れないことが多いです。

とは言え、とても参考になるものが多いので大変勉強になっているのは確かです。

「一」と「十」の練習で2週間経過

横線と縦線の練習(漢字の「一」と「十」)をここ2週間続けてきています。それでも思うような上達がありません。本当はもっと色々な字を書いて練習したい気持ちもあるのですが。

もちろん上手く書けることはあるのですが、安定して上手い字を書くまでには至っていません。

現状では色々なことも含めて練習しており

  • ペンの持ち方
  • ペンの握りの強さ
  • 筆圧
  • 指先・手・腕・肘などの動かし方
  • ペンの走らせ方

などを試行錯誤しながら書く練習を進めています。

2週間書いても縦線が安定しない

横線より縦線をまっすぐ書く方が難しいのは私だけでしょうか???

2週間「十」の字を練習続けてきていますが、縦線に関してはかなり意識をしないとまっすぐ書けていません。
さらに、かなり意識をするとどうしてもペンの運びがゆっくりになってしまい、力の入り具合も一定になりません。
その結果、まっすぐに線は書けてはいるものの近くで見ると線がぶれるような感じになってしまいます。(本当に難しいです)

また、縦線が曲がることも多く、その傾向としては内側に曲がっていくことがほとんどでした。

十の文字
内側に曲がりやすい十の縦線

なぜ縦線が曲がってしまうのか?それも内側なのか?

本当に悩んでいまして、当初は力の入れ具合(筆圧)を調整したり、紙を中央に持ってきて書くことに注意を払ったり、ペンを変えてみたりをしてました。

横線はそれなりに安定して書けるようになってきていましたから、なぜ縦がダメなのかがよくわからなかったです。

この悩みは、先週の木曜日に原因が判明します。

縦線をまっすぐ書く方法。やっとコツが掴めた

私が縦線をまっすぐ書けない原因は、ペンの角度にありました。

ざっくり言いますと、

ペンが寝てしまっていて紙に書く時にやや斜め方向にペン先が当たっているような状態だったところを
ペンを起こしてあげて縦方向にペンを動かしやすく(曲がりにくく)して修正
できました。

ペンの角度の写真
×ダメだった時のペンの角度
ペンの角度の写真
〇縦線が安定したペンの角度

いやね、普段文字を普通に書いていたらペンの角度なんて気にしません。それに普通に文字を書くことは出来ているので余計に気にしません。
これはある意味クセのようなものだと思うのですが、私の練習方法にもやや問題があったと考えています。

私の場合ですが、「一」と「十」の練習をする際に、「一」の字を書いてから「十」の練習を行っていました。

「一」という字は横線なので、左から右にペンを走らせます。
この時、ペンはどちらに傾くかと言えば右側に傾くわけです。
このため、私の場合だと「十」の練習をするまでに「一」を書くクセ=右側にペンが傾くようになってしまっていた。という一因がありました。

私の処方箋は、ペンを起こしてあげる。でしたが、もし同じような症状の方がいたら一度試してみてもいいかもしれません。

十の文字
少しだけ安定しました。

1年間ペン字の練習を続けてこれくらいの縦線を書けるようになりました。

今でも練習は続けていますが、この記録をつけた後の約1年後の私の字です。

字の良し悪しはさておき、縦線に関しては以前と比べてよくなっていると思います。

まっすぐな線(しかも数ミリや数センチ程度)をひとつとっても意外と書けないし、苦労するし、書いても書いてもまっすぐ書けないこともあるくらい。私もいまだに書き損じがあるし、思うように書けないことの方が多いです。でも続けることで少なからず上達はしてくると思いますので、コツやテクニック的なものうんぬんよりも根気が大事なのかもしれません。

人によって書き方やコツって違うとは思いますが、ダメな部分は微調整の繰り返しで必ずよくなると思っています。諦めずに少しずつよくしていき、理想の字を書けるようになりたいものですね。

【追記】脇の締め方開き方でも変わる

当時試さなかったことですが、脇の締め方開き方を変えるだけでも変化があります。

もちろん普段書いている状態から変えてしまうことで、書きにくさ(書きやすさ)が変わります。多くは書きにくくなると思います。良し悪しは人による部分が大きいと思いますが、影響の大きい部分の一つなのは確かだと思います。

普段、脇を締め気味の方は少し開いてみて、開き気味の方は締めてみて試してみるのも一案かと。気になったらお試しくださいませ。

次週の練習予定

「一」「十」の文字の練習

縦線は安定した。でもまだまだ。安定した線を求めてひたすら練習。(途中で二や三にも手を出すかも)

これまでの練習記録

今週の勉強時間 トータル勉強時間
455分 1215分
今週の練習文字数 トータル練習文字数
1,482 3,174

これまでに練習した文字と文字数

1,686 1,488

勉強にかかった費用(教材やらペンやら紙やら)

費目 費用
まっすぐな線が引ければ字はうまくなる 1,320円
サラサクリップ3本 315円
ノート PLUS NO-005AS(家にあったもの) 0円
ルーズリーフ(ダイソー) 110円
1,745円

以上。皆さまのペン字練習に一歩でも前進を。ペン字練習ライフを応援しております。(管理人)

次回の練習記録