ペン字練習記93 左右非対称の感覚は地味に掴みにくい

アラフォー（男）がペン字の上達の過程を記録すると共に試行錯誤、紆余曲折の練習記を綴っています。
ペン字をされている方へ何かしらお役に立てれば幸いです。

勉強の記録

練習に使っている道具

日々のマイメモ（練習後の感想、振り返り）

少しよくなった「帝」

先週から引き続き「帝」を練習。主に最後の二画のはねと懸針の部分の書き方を練習しました。

これでもそれなりに形を作れるようになってきた方。
特に最後から二画目のはねの部分は、手早くペンを動かさないとインクでにじんでしまいますが、形を作るにはわずかな静止とペンの離し方に要領を得ないと書けない。おそらくペンの動かし方はこれで合っているのだろうと思いますが、それでも毎回上手く書けるかと言えばそうではありません。そこが難しい所ですね。（練度の問題だとは思いますが）

「南」の字は、意外と形が難しかった

お手本を見ていてよく思うのは、左右対称に書いていないこと。
「帝」も「南」もそうですが、左右対称そうであって非対称。「帝」も中心線を見てみるとやや左寄りに書くような感じであるし、南も同様に左寄り。右外枠になる一画をやや長く取っていますが字形を崩さない絶妙な釣り合いを取るのが難しいです。

例えば一画目の書き出しを考えてみると、真ん中よりほんのわずか左から書かないと余白が上手く取れなかったりします。（上の字の書き出しは真ん中から書いているので駄目）
わかってはいるけど、ほんのわずかな左寄りというのも難しいものなんですね。つい、十字リーダーに頼ってしまい、真ん中から書き始めてしまいます。余白のバランスが悪いものです。

左右非対称の感覚は地味に掴みにくそうで、お手本によって変わる所もあると思うと、どこまで意識して身に付ければいいかは人それぞれかもしれません。

練習の進み具合の遅さに悩む

どこに注力して伸ばしていけばよいか・・・。
ひらがなやカタカナも練習したいし、縦書き、横書きの文章の練習もしたい。
今は、筆法の練習に注力をしていますが、あまりの牛歩にあと何年かかるんだって思ってしまうくらい。

でも、結局のところはペンの動かし方が身に付いていないので、それがしっかりできていないとひらがなも文章の練習も駄目・・・というかある程度までしか上達が見込めないような気がしてしまうんですよね。
上手いし綺麗な字は書けるようになるかもしれないけど、何かが足りない。その物足りなさを細かい部分の積み重ねに不足があると考えれば、行きつく先はやっぱり一画毎の書き方がしっかりしている方がいいんだろうなぁと思うところ。

もっと練習時間を増やせばいいという話もありますけどね。とは言え社会人は忙しいですし。書きすぎは手を痛めたりもすると思うので悩みどころですね。

今週の練習予定

小懸針縦画（庭・達）を練習します。

これまでの練習記録

これまでに練習した文字と文字数

勉強にかかった費用（教材やらペンやら紙やら）

以上。皆さまのペン字練習に一歩でも前進を。ペン字練習ライフを応援しております。（管理人）

次回の練習記録

ペン字練習記94 横画に少しの進歩

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