ペン字練習記64 前に練習した字が全然書けない原因

アラフォー（男）がペン字の上達の過程を記録すると共に試行錯誤、紆余曲折の練習記を綴っています。
ペン字をされている方へ何かしらお役に立てれば幸いです。

勉強の記録

練習に使っている道具

日々のマイメモ（練習後の感想、振り返り）

「凝」の旧字？

先週練習していた「凝」の字。実際のところは異なる箇所が多かったので、これも旧字体なのかもしれません。
にすいの隣の[七]のような部分が[上]、その下の[矢]の部分は[天]、右側下の[定]のような部分が[之]
このような違いがあったので、見慣れない字でした。

この字形の印象は、短い線の集まりみたいな感じがあり、どことなくめりはりがつきにくく、線が単調な気がしてならない。
バランスさえ取れるようになればそれなりの形を作ることはできましたが、書き慣れていないことがあるからかどうにもしっくりこない。

少し立ち止まって見直すと、

にすいの隣は四分割するかのような綺麗にパーツが分かれている。[上][天][マ][之]とパーツ毎に形を整えることも意識して書くのがよさそうだと考え、練習を続けました。

これくらいは書けるようになりましたが、自分の中では字形の理解が深まったと感じています。

前に練習した字が全然書けなくなっている

「凝」の字の後は、年明けから練習した字の復習をしておりました。

ちょうど20字分あって、上のものだと3回分。結構字の形や大きさのバラつきが酷くて、以前より明らかに書けていません。
少し書いていないとここまで落ちるものなのか・・・と思うくらいの状態でした。

前に練習した字が全然書けない原因

なぜ、ここまで落ちてしまうのか？

これまで、一字ずつじっくり練習を重ねてきたから続けて異なる字を書くことに慣れていないのはある。
それでも、点画の筆法は練習を重ねているので、字形が崩れたとしても点画は前よりうまく書けるようになっていないとおかしい。
だけど、一画の良し悪しを見返しても悪い。
単純に、体調不良や多忙さで集中力を欠いていたのも原因の一つなのは分かっていますが、それだけじゃない。万全だったら書けていたのかと言われたら自信がないから。

なぜこんなに書けなくなっているのか原因を探ってみると

• 前に書いたから・・・という慢心
• 注意力が散漫
• 連続して書きたい意識

前に練習した字だから書けるだろう。なんて慢心していると、姿勢やペンの持ち方、力の入れ具合、お手本の確認など普段気を付けている、気にしている部分がおろそかになる。
さらに、普段の練習は一字に集中できていたからいいものの、異なる字を連続して書くとその字形に対する注意力が散漫になる。
また、連続して書きたい意識もどこかあり、書き急いでしまう。お手本の確認はおろそかになり、字形を整える為の要点をよく考えないまま書き進んでしまう。
付け加えれば、思うように書けないのが続くと自信も失い、手が思うように動かなくなる。字形の悪さに一画毎の線の悪さも加わってさらに苦しむことなる。

これら複合的な原因があって、集中力の問題や字形忘れ以外でも悪い面が出てしまっていると感じました。

これは多分、愚直に練習を重ねても少しずつ上達が図れると思います。（それくらい直す部分多い）
悪い部分を少しずつ修正していって、直していけばまた自信も付いてきて手の動き、ペンの走りもよくなってくる。
それが全体的な良さにつながるんだろうな、と感じました。

（と、言いつつこれ以上はやりません。今はとにかく筆法の練習を続けていきます）

今回の復習では10回分しか書きませんでしたが、また次回復習する時に振り返って改善していきたいと思います。

今週の練習予定

小点（ｼ升・鸞）を練習します。

これまでの練習記録

これまでに練習した文字と文字数

勉強にかかった費用（教材やらペンやら紙やら）

ユニボールシグノ太字のインクがなくなりました。替え芯に取り替えています。（26本目）

以上。皆さまのペン字練習に一歩でも前進を。ペン字練習ライフを応援しております。（管理人）

次回の練習記録

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