ペン字練習記16 集中できない時は練習にならないので止めよう

アラフォー（男）がペン字の上達の過程を記録すると共に試行錯誤、紆余曲折の練習記を綴っています。
ペン字をされている方へ何かしらお役に立てれば幸いです。

勉強の記録

日付	勉強時間	勉強内容
4/27～5/3	110分	ひたすら手本を見る
4/27～5/3	200分	「役」「柳」の臨書

練習に使っているペン	サラサクリップ 0.5、0.7、1.0 ユニボールシグノ太字 UM-153
練習に使っている紙	マルマン書きやすいルーズリーフA5 L1307H

何にでも言えることかもしれませんが、長く練習を続けていると集中力が続かない、低下する、集中できないといった状況が出てきます。

私は、練習を開始してからは少ない時間であれ、毎日続けようとそれを実行に移しています。
しかし、時には仕事や家族の事など気がかりがあれば、気を取られて集中力を出せないことだってあります。

もちろん、そうした状況下であっても書くこと自体はできますが、あまりいい字は書けないですね。ここをこう直したい、こんな風に書きたいができない。

やはり、頭の中のイメージを手に伝え、ペン先を動かし、紙に文字を書き上げる一連の動作は、集中力の低下でイメージの部分が著しく劣化しているのかもしれません。また、ペン先に繊細な動きを要求する箇所も劣化は免れないでしょう。

こうした中で練習を続けたとしても、果たしてそれが身になるのかと言えば、ならないと私は思います。

そんな時は、お手本を見たり、今まで自分が練習してきた字を見直したり、手を動かすことからは離れた方がいいんだと思います。

これは、毎日練習をしている人なら分かる話ではないかと。

考え事や悩み事、気がかりがあれば、ふと気づくとそのことを考えてしまい、集中力が続きません。簡単な話、それらを忘れて目の前のことに取り組めばいいのでしょうけど、それが簡単じゃないから集中ができないわけです。

でも、意外と机に向かうと集中できる。という人も多いような気がします。
私もどちらかと言えば、集中しにくい状況でも机に向かえば、ある程度は集中ができる方です。

これは、何か要因があるのかと考えると、私の場合は練習を始める前にある程度やることが決まっています。

机、下敷き、紙・ペンの用意は必要なことなので、手を洗う、手を乾かすが私の中での決まり事みたいなもの。
手を洗う、乾かす最中にこれからの練習について考えます。

何が悪いのか、何を直すべきなのか、どこに重点を置き練習に取り組むべきか、今の練習方法は正しいのか・・・など。

これまでの練習と今から取り組む練習について考えています。私の場合はこの過程で集中しやすい状況を作っているようです。

人それぞれな面が大きいものかと思いますが、練習に取り組む過程に一連の流れ（ルーティーン）を作っておくと、集中しにくい状況下でもそれなりの状態で練習に臨めると思っております。

ややバランスの悪い字。綺麗な線は書けていない。まだ改善の余地がありそうです。

個人的に思うことはここから先、向上には今の認識を変えるか改めるか、何かが変わらないと上達が難しいのかもしれません。

線質向上の練習（柳）

始点・終点、線の太さ・細さ、ペンの運び方。あらゆる面での向上が必要だと感じています。
最近、よく考えています。どうすれば手本のようないい字が書けるのかを。

ユニボールシグノ太字のインクがなくなりました。替え芯に取り替えています。（7本目）