ペン字練習記08 手と机との接地面の話。机と椅子の高さあってますか?

アラフォー(男)がペン字の上達の過程を記録すると共に試行錯誤、紆余曲折の練習記を綴っています。
ペン字をされている方へ何かしらお役に立てれば幸いです。

勉強の記録

日付 勉強時間 勉強内容
3/2~3/8 90分 ひたすら手本を見る
3/2~3/8 480分 「三」の臨書

練習に使っている道具

練習に使っているペン サラサクリップ 0.5、0.7、1.0
ユニボールシグノ太字 UM-153
練習に使っている紙 PLUS NO-005AS(家にあった使いかけのノート)
ダイソーのルーズリーフ方眼紙



机と椅子の高さあってますか?

ペン字の練習を本格的に初めて2ヵ月程経ちました。
今更すぎるのですが、

もしかして、机と椅子の高さあってない???

何を耄碌しているんだと言われそうですが、あまりに安定した字が書けなくて思ってしまったんです。もちろん、そう思うからには気になる点がありました。

手が机に乗っかるようになっている感覚で、べったりとまではしていませんが、感覚的に手が机に乗っかってしまっており、手の動きに窮屈な面がありました。

さらに、もっとよく考えてみると書く時の自然な姿勢がそうなってしまっており、ということは机と椅子の高さがあってないんだな・・・と。

私の机は、椅子の高さに合わせて調節してあり、約5cm程高く調節しています。(机の脚に板のようなものをかまして高さをあげている)
このため、平均的な机の高さよりやや高めの状態になっていると思います。(測ってみたら机の高さは、76cmでした)

椅子は、キャスター付きのオフィスチェアで、ある程度の高さ調節が可能なものになります。

手と机との接地面は、小指付近に!

私のケースだと机の高さを低くするか、椅子の高さを高くするかどちらかを調節する必要がありました。椅子の高さは調節可能でしたので練習の時は一番高くして、手の動きが窮屈にならないように調節しました。

この結果、今までは手の平の方が机に接地してしまっていましたが、(下の画像のようなイメージ)

机と手の接地面は大事
×ダメだった時

椅子の高さを調節することによって、手の平の部分からもう少し上の小指付近の接地に変わりました。(下の画像のようなイメージ)

机と手の接地面は大事
◎改善後、接地面が小指付近に

単純な話、机との接地面が少なくなったことで手の動きやすさが向上しています。
さらに、指先の力の調節がしやすくなり繊細な動きがしやすくなったと感じました。

実のところなぜこのような書き方をしてしまっていたかというと、ちょっとした意識が影響してしまったようです。

それはというのも練習を始めた当初、長く練習を続けていると手が疲れたり手を痛めるかもしれないと考えていまして、なるべく手が疲れない方法で書きたいと思っていました。
そう思うと、指先や手になるべく力を入れずに書くことを考えてしまい、そのため指先だけでなく手全体で書くような意識が伴ってしまいました。結果として手全体で動かしやすい(=手の平を机につける※私の場合)書き方になってしまったんだと思います。(机と椅子の高さが一番の要因だとは思いますが、私の場合はこうした意識の関係もあったようです)

もし、まっすぐな線が書けない、線がぶれてしまう、どうも書いていてしっくりこないなどがあれば、手と机の接地面や机と椅子の高さがあっているか今一度見直してみるといいかもしれません。

それと、机と椅子の高さが固定されていて調節できないという場合、机の手前の方で文字を書けば物理的に机の上に手がのらないわけですが、とても書きづらかったのでこれはダメでした。
(椅子が低いということなら座布団をひくなど手はあると思います)

先週も「三」をずーっと練習してました。

さて、先週も「三」しか練習していないのですが、多少は始点と終点の形を整えて書けるようになりました。

三の文字
始点と終点は少し形がよくなってきました

しかし、安定して書けるというとそこまでの上達はしておらず、書けるときもあれば書けないときもある。もう少し練習が必要なようです。

また、三画目は線の太さも調節して真ん中の辺りはシャープにしたい。って思ってしまうのですが、硬筆だと厳しいですね。筆圧に強弱をつければ線の太さ細さを表現できると思いますが、繊細な動きが要求されます。

果たして硬筆で太さのコントロールなんて可能なんでしょうか?

今週の練習予定

「三」「王」の文字の練習

三はもう飽きました・・・と言いたいところですが、始点と終点の安定感はまだまだですし、線の太さの調節もやるだけやってみたいと思います。というわけでまだ「三」を書きます。(できれば「王」も)

これまでの練習記録

今週の勉強時間 トータル勉強時間
570分 3,805分
今週の練習文字数 トータル練習文字数
914 10,655

これまでに練習した文字と文字数

1,691 3,650 635 3,577
1,097 5

勉強にかかった費用(教材やらペンやら紙やら)

費目 費用
まっすぐな線が引ければ字はうまくなる 1,320円
サラサクリップ3本 315円
ユニボールシグノ太字3本 495円
ノート PLUS NO-005AS(家にあったもの) 0円
ルーズリーフ(ダイソー) 110円
2,240円

以上。皆さまのペン字練習に一歩でも前進を。ペン字練習ライフを応援しております。(管理人)

次回の練習記録