エルトシャン嫁のパラメータ考察【FE聖戦の系譜】

 アイラの旦那は、やっぱりホリン。スキル的にはノイッシュもいい。
ラケシスは、ラケ×ベオ?ラケ×フィンだと7章でフィンとナンナが一緒に登場して感慨深いものがある。

ファイアーエムブレム 聖戦の系譜では、カップリングの組み合わせを考えるのがたまらないですよね。
フォルセティかフォルアーサーか、はたまたフォルコープルか。
旦那にしたくないデューが勝手に愛し合ってしまったり(おかねをあげていると事故る)
シルヴィアなんかはあえてカップリングさせない場合も。

・・・それはよろしいのですが

カップリングを自由に組み合わせできない、セリス・ユリア、リーフ・アルテナ、アレス、シャナンは、神族の血統から素で強いので不満を持ったことはないですし、何週かプレイしていてもスキルなども気にしていませんでした。

しかし、それこそ10週くらいプレイすれば、カップリングも大方は決まってきてしまうもので。
嫁の顔が見えない、アレス、シャナンの嫁スキルを妄想してしまうエムブレマーも数多いるかと思います。

アレスのスキル欄は以下の通り

アレスのスキル「追撃・連続・待ち伏せ」

個人スキル:追撃・連続・待ち伏せ

確かエルトシャンは何もスキルなかったはずだけど・・・。

ということは、嫁が優秀だったというわけで。
なんとも豪華な個人スキル、戦乙女。
エルトシャン自体は、個人スキルなしで顔カンスト。
とてもできた嫁である。

エルトシャンの嫁自体は、聖戦の系譜のストーリーに登場することはないのですが、後日発売された設定資料集『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 TREASURE』で、名前が「グラーニェ」レンスター王国の貴族出身と明かされています。
ラケシスがバーハラの悲劇後レンスターへ落ち延びたのは、戦火を逃れたエルトシャンの嫁とアレスを探すためと言われています。
聖戦の系譜のストーリー上、第7章でリーフ、フィンと共にレンスターからラケシスの娘ナンナが登場するのはこのためです。

このように奥深いキャラクターの設定もまた惹きつけてやまない魅力のひとつでもあります。

とまあ、そんな妄想をめぐらせながらエルトシャンの嫁ってどんなパラメータだったのかを考察しました。

幸い、パラメータの成長率やら計算式などは知られているところなので、その計算式を元に推定パラメータを作ってみました。

子世代の初期能力値は、両親の能力値を元に算出されるので、以下のように導けば求められると思います。

アレスの初期値 - アレスのクラス基本パラメータ - エルトシャンの能力値増加分 = エルトシャン嫁の能力値増加分

エルトシャン嫁の能力値増加分が分かれば、子世代に継承する能力値の計算式から推定パラメータが導きだせるというわけです。

※アレスの初期レベルが7なので、6レベル分の推定成長値を差し引くなど細かい話もあります。
※両親の能力値がクラスの基本パラメータを下回っている場合は、クラスの基本パラメータが初期値になります。

推定パラメータを求めるのにアレコレやってます。

結果だけ見たい方は、ここから 結果を見に行ってください。

アレスの7章登場時点の初期値と成長率

アレスの初期パラメータ

※アレスは、黒騎士ヘズルの直系。成長率には直系の神族補正がかかります。
※うんのよさは、幸運と表記しています。

アレス 初期値 成長率% 神族補正%
LV 7
HP 40 130 (40)
13 90 (60)
魔力 4 5 (0)
12 20 (0)
速さ 13 30 (0)
幸運 6 50 (0)
守備 12 40 (0)
魔防 4 30 (0)

アレスのレベルは7なので、初期値には6レベルアップ分の成長分が含まれています。

それからクラスは、ソシアルナイト。
クラスの基本パラメータを元にLV6UP分の成長値を差し引けば、LV1の初期パラメータが導けます。

※成長分のパラメータは、以下で求めることができます。

 HP=(レベル)×成長率
 HP以外=(レベル – 1)×成長率

アレスのレベル1想定パラメータ

アレス 初期値 ソシアル
基本パラ
LV7
成長分
LV1
想定パラ
LV 7 1
HP 40 30 9 31
13 7 5 8
魔力 4 0 0 4
12 6 1 11
速さ 13 6 1 12
幸運 6 0 3 3
守備 12 6 2 10
魔防 4 0 1 3

例えば、HPの成長分に関しては、

(7レベル)×130%(成長率)=9.1

となり、小数点以下切り捨てで「9」となるわけです。

LV7の初期値HP40から9を引くと、LV1の想定パラメータは「HP31」になるわけですね。

この求めたレベル1の初期値からエルトシャンから引継ぐ能力値を差し引いて、エルトシャンの嫁のパラメータを推察するというわけです。

エルトシャンの3章登場時のパラメータ

エルトシャンの3章登場時パラメータ

クラスはパラディン。守備と魔防はカンストしています。

子世代に引き継ぐ能力値の計算式

HP (父親HP×2+母親HP×1)÷10+20
HP・幸運以外 (父親能力値×2+母親能力値×1)÷10
幸運 (父親能力値×2+母親能力値×1)÷10+乱数(0~9)+1

ですが、両親の能力値はさらにHPなら-20、HP以外はクラス基本パラメータを差し引く必要があります。

要は、LV1時点のクラス基本パラメータを引いた初期値(素の能力)とレベルアップで自力で上げた分がその親の純粋な能力値ということです。

エルトシャンの純粋な能力値(アレスに引継ぐ元になる能力値)

エルトシャン 3章登場時 パラディン
基本パラ
純粋な能力値
素の能力+LVUP分
LV 25
HP 65 40
(20)
25
(45)
22 9 13
魔力 7 5 2
18 9 9
速さ 20 9 11
幸運 7 0 7
守備 24 9 15
魔防 20 5 15

※HPは、パラディンの基本パラメータは「40」ですが、計算式上は()書きの方を用います。

例えば、速さで見てみると素の能力+LVUPで上げた能力値は11。子世代に引き継ぐ能力値を計算式に当てはめると

(11×2+母親能力値×1)÷10 = エルトシャンから引き継ぐ能力値「2.2」+(母親能力値×1)÷10

と言えることができます。

エルトシャン嫁から引き継ぐ能力値を求める前に、アレスのクラス基本パラメータ値を差し引きます。

アレスが両親から引継ぐ能力値

アレス LV1
想定パラ
ソシアル
基本パラ
両親から
引継ぐ値
LV 1
HP 31 30
(20)
11
8 7 1
魔力 4 0 4
11 6 5
速さ 12 6 6
幸運 3 0
(1)
2
守備 10 6 4
魔防 3 0 3

※HPに関しては、ソシアルナイトのクラス基本パラメータは、「30」ですが、子世代の初期値は両親から引継ぐ値+20で求めます。
※幸運に関しては、引継ぎ計算式上、固定で「1」加算されます。このため両親から引継ぐ値は、「2」となります。

では、エルトシャンから引継ぐ能力値を差し引き、エルトシャン嫁から引継ぐ能力値を算出してみましょう。

おさらい「子世代に引き継ぐ能力値の計算式」

HP (父親HP×2+母親HP×1)÷10+20
HP・幸運以外 (父親能力値×2+母親能力値×1)÷10
幸運 (父親能力値×2+母親能力値×1)÷10+乱数(0~9)+1

エルトシャン嫁から引継ぐ能力値

アレス 両親から
引継ぐ値
エルトシャン
から引継ぐ値
エルト嫁
から引継ぐ値
LV
HP 11 9.0 2.0
1 2.6 0
魔力 4 0.4 3.6
5 1.8 3.2
速さ 6 2.2 3.8
幸運 2 1.4 0.6
守備 4 3.0 1.0
魔防 3 3.0 0

力に関しては、両親から引継ぐ値が「1」に対して、エルトシャンから引継ぐ値が「2.6
このまま嫁の引継ぎ能力値を求めるとマイナスの値になってしまいました。(マイナスの数値はないと考え、上記は0としました)
もしかするとアレスの推定成長値を求める際、神族補正はかけないのが正解なのかもしれません。

上記のエルトシャン嫁の引継ぎ能力値から、エルトシャン嫁の推定パラメータを求めます。

エルトシャン嫁の推定パラメータ

エルト嫁 引継ぎ
能力値
計算式 推定
パラメータ
LV
HP 2.0 ×10
+20
40
0 ×10 0
魔力 3.6 ×10 36
3.2 ×10 32
速さ 3.8 ×10 38
幸運 0.6 ×10 6
守備 1.0 ×10 10
魔防 0 ×10 0

※引継ぐ能力値に×10をして親の能力値を割り出します。
※HPは、固定で「20」加算して求めます。

この時点でバケモノなんですが、本来はここからさらにクラスの基本パラメータがのっかります。
ただ、エルトシャン嫁のクラスなんて明かされていませんからこのままにしておきましょう。(いや十分です)

まとめ「エルトシャン嫁の推定パラメータ」

エルトシャン嫁の推定パラメータ

設定資料上は、エルトシャンの嫁は病弱だったと思うのですが魔力・技・速さに関しては神の領域となりました。

こんな嫁、登場してたらカップリングの楽しみが倍増しそうです。