アラフォー(男)がペン字の上達の過程を記録すると共に試行錯誤、紆余曲折の練習記を綴っています。ペン字をされている方へ何かしらお役に立てれば幸いです。
勉強の記録
日付 | 勉強時間 | 勉強内容 |
---|---|---|
12/7~12/13 | 50分 | お手本の確認 |
12/7~12/13 | 70分 | 直線の練習 |
12/7~12/13 | 110分 | 「典」の臨書 |
練習に使っている道具
練習に使っているペン | ユニボールシグノ太字 UM-153 |
---|---|
練習に使っている紙 | NK学習帳 こくご 10マス リーダー入 セミB5 NKB-B5G-KG10MDAISO NOTEBOOK 30SHEETS セミB5 MZG-19-P10 D-98 |
線がぶれる原因
それは、力の入れ具合。
安定したいい字が書けない、線がぶれる、曲がる、形もだから整わない。単なる練習不足、技術不足もありますが上手く書ける時もあるわけです。だから、良し悪しの差はなんなんだろうと考えていました。
先週も原因について書いてみましたが、集中力だったり、字形の理解不足だったり、ペンがよくないのかもしれない・・・とも。しかし、そうではないようです。
以前よりは線のぶれに関してはよくなったと思います。(その結果、前よりは安定して書けている)
私の場合ですが、打ち込みや線の太さ、払いやとめ、これらを注意深く書いていることで、知らず知らずのうちに腕が強張るくらい力を入れて書いてしまっていました。腕が強張るくらい力が入っていれば、気付くんじゃ・・・と思うのですが、練習を続けていると自分では気づきにくいもので、少なくても私は原因究明しないといけないくらいわからなかったです。
もちろん、力を抜いて書くだけで万事解決ではないのですが、一つの悪い要因は解明できたと思っています。
それと、独学で練習をしていると悪い点を指摘してくれたり直してくれる人がいません。だから自分でなんとかしないといけないのですが、私みたいに気付くのに時間がかかると上達が遅くなります。できれば、早目に気付きたいのは私もやまやまなのですが、それがなかなか難しい。
以下では、この原因に気付いた過程をメモしておこうと思います。(私の思考的なものをだらだらと書いただけですが、何かの参考になれば・・・)
なぜ、力の入れ具合がおかしいと気付いたか
前述の通り、技術面、集中力、字形の理解不足なども要因の一つではあると思います。しかし、これだけが原因だとすると何をどうやって改善していけばいいのかがとても難しい。具体的に何を変えれば、取り入れれば改善が図れるかわかりませんでした。(練習量を増やすくらいしか思いつかなかった)
では、どうすればいいか・・・と考えた中で、いい練習方法やいいお手本がないかを探したりもしましたが、これといったものってなかなかないのが現実です。このまま練習を続け、力技で突破することもできるのでしょうけど、悶悶とした中、モチベーションも続くかどうかわかりません。
本当に、なんかないのか!?
まず、字形の理解不足ですが、お手本はすぐ側にあります。いざ、紙に向かってペンを走らせようとする段階でも、字形をわからず書いているということはありません。(多くの方がそうだと思います)だとすると、ペンの動かし方が悪いのか?それもあると思うけど、上手く書ける時もあるから一概には言えません。もしくは、ペンの書きにくさが要因?それなら書きやすいペンに変えれば解決だけど・・・とも思いますが、上手い人は鉛筆でもチョークでも書き上げていきます。道具の良し悪しも特効薬にはならないかと。
頭で字形は理解できている、上手く書けることもある。でも、書けない時が多い。集中力の問題?
では、上手く書ける時と書けない時の違いはなにか?そう考えてみると、上手く書けた時は何で上手く書けたかよくわからない。(わからないから次に上手く書けるとは限らない)これがわかればすぐに解決する問題なんでしょうけど。はぁ…ほんと溜息です。
あと、線のぶれだけに着目すれば、例えば、ノートに直線を書いてください。と言われたら、何も気にせずびーっと書いたとして、真っ直ぐにはならなくても線がガタガタ、ぶれぶれというのはないと思います。(湾曲しても線質が悪いというわけじゃない)実際の字を書く時の違いを考えるとペンの運びの速度が違うわけで、ゆっくりすぎると線がぶれたり曲がったりしやすくなってしまいます。
そうか、ペンの運びが遅すぎたんだ!
とも考えましたし、これも一つの正解なのかもしれませんが、打ち込み、線の太さ、とめ、はね、払いを意識して書くとどうしてもペンの運びはゆっくりになります。(速度をあげたら形を整えるのがおっつかない)言うが易し、行うが難しとはこのことで、わかっていてもできないというのが現実でした。
さて、少し考え方を変えてみると、上手い人が書く字は、字が上手いだけでなく、書き姿も美しいです。さらっと書き上げていきますし、ペンの動かし方は一糸乱れぬ様子です。上手い人の字を見て、私もこんな風に書けたらなぁ..という思いは、字の上手さだけでなく書く様にも感じる方が多いと思うんです。
ここまでを踏まえてみると、
(脳で)字形は理解できている。上手く書けることもあるから(手も)動かないわけじゃない。
「脳」で理解できていて、「手」も動くなら、書くまでの間に何か悪いものがあるのでは?と考えました。
脳で字形を思い浮かべて、実際に手を動かす。ダメな時は、その中間に原因がある。だとすると、姿勢やペンの持ち方のどこかがおかしいと思い、どうやって自分が書いているのかを探りながら書いてみました。
その結果、字の形を整えるのに必死で、知らず知らず力を入れ過ぎて書いていたことに気付きます。力を入れ過ぎると何がよくないかと言えば、ペン先の運びは力を入れて制御している感じになるわけですが、これが本当に微妙な力の入れ具合でぶれたり曲がったりに繋がります。もちろん、上手く書ける時もあるのでしょうけど、力の入れ具合に少しでも誤りが生じれば、書き損じてしまうということになります。
私の場合ですが、線のぶれや曲がりに関して、力の入れ具合はかなり大きな要因を占めるのだとわかりました。
現在は、力を抜くことに意識して練習をしております。こうすることで、打ち込みの入り具合や払いなどの流す部分で安定感が増してきています。
今週の練習予定
もう少しで練習を開始して一年が経過するので、復習を兼ねてどのくらい上達できたのかを見直したいとも思っています。
これまでの練習記録
今週の勉強時間 | トータル勉強時間 |
---|---|
230分 | 17,065分 |
今週の練習文字数 | トータル練習文字数 |
144 | 22,027 |
これまでに練習した文字と文字数
一 | 十 | 二 | 三 |
---|---|---|---|
1,697 | 3,656 | 641 | 4,973 |
王 | 正 | 有 | 得 |
1,583 | 12 | 646 | 666 |
棍 | 保 | 椅 | 待 |
26 | 26 | 26 | 26 |
役 | 柳 | 底 | 危 |
786 | 1,676 | 426 | 846 |
心 | 思 | 志 | 忍 |
246 | 476 | 116 | 26 |
応 | 恥 | 女 | 要 |
26 | 36 | 356 | 136 |
妙 | 威 | 春 | 地 |
86 | 106 | 842 | 76 |
池 | 逐 | 文 | 江 |
176 | 176 | 140 | 80 |
益 | 巻 | 為 | 馬 |
170 | 100 | 90 | 190 |
冬 | 尽 | 火 | 変 |
70 | 70 | 70 | 164 |
典 | |||
592 |
勉強にかかった費用(教材やらペンやら紙やら)
費目 | 費用 |
---|---|
まっすぐな線が引ければ字はうまくなる | 1,320円 |
サラサクリップ3本 | 315円 |
ユニボールシグノ太字4本 | 660円 |
ユニボールシグノ太字替え芯14本 | 1,232円 |
ノート PLUS NO-005AS(家にあったもの) | 0円 |
ルーズリーフ(ダイソー) | 110円 |
書きやすいルーズリーフ(マルマン) | 297円 |
NK学習帳 こくご 10マス リーダー入 | 110円 |
NOTEBOOK(ダイソー) | 110円 |
計 | 4,154円 |
以上。皆さまのペン字練習に一歩でも前進を。ペン字練習ライフを応援しております。(管理人)