アラフォー(男)がペン字の上達の過程を記録すると共に試行錯誤、紆余曲折の練習記を綴っています。ペン字をされている方へ何かしらお役に立てれば幸いです。
勉強の記録
日付 | 勉強時間 | 勉強内容 |
---|---|---|
2/3,8 | 20分 | ひたすら手本を見る |
2/8 | 60分 | ペンの持ち方の改善 |
2/3~9 | 450分 | 「十」の臨書 |
練習に使っている道具
練習に使っているペン | サラサクリップ 0.5、0.7、1.0ユニボールシグノ太字 UM-153 |
---|---|
練習に使っている紙 | PLUS NO-005AS(家にあった使いかけのノート)ダイソーのルーズリーフ方眼紙 |
ひたすら手本を見る -> 思ったんですけどスマホのアプリもいい?
今のところは書籍を見たり動画を見たりしているのですが、今時なのでスマホのアプリでもいいものがあるんじゃないかと今更気付きました。
ちょっとまだ詳しくは見てはいませんが、「硬筆」「硬笔」などで検索してみるとわんさか出てきます。おそらく拡大もできるだろうし、いろんな字体を手元で見ることができます。隙間時間を有効活用することもできそうです。
時間のある時にアプリ探しもしてみようかと思いました。(いいアプリがあれば紹介してみます)
「十」をスラスラと書けないのはなぜだ?
さて今週も「十」の字を練習していますが・・・。たかが「十」というのも浅慮かもしれませんが、二本の線の漢字がどうもスラスラ書けないのです。
動画などで字の上手い方が書く様は、本当にスラスラと書かれる文字だけでなくその所作にも華麗さを感じてしまいます。それに文字の形や線などもぶれない。躊躇なく書きあげていきます。
あそこまで・・・とは思っていませんがある程度はスラスラと、整った文字の形やぶれない線などを「一」と「十」の練習の過程で書けるようになりたいと思っていました。
ですが、直線(ただの線)と「一」と「十」の練習を始めて一ヵ月経過しましたがそれでもまだスラスラと書けないのです。それほどまでに練度が必要なことなのであれば仕方ないのですが、何か自分の書き方にも問題があるではないか・・・と。
そこで、ペンの持ち方をもう一度見直してみることにしました。
今までペンの持ち方で意識していたこと
ペンの持ち方はこれまでに書籍でも見ていますし、Webサイトでも見ていますし、動画でも見ています。まっすぐな線を引くことに着目して、線を曲がりにくく書く方法の理解も深めてきました。(前回記載)
しかし、安定してスラスラと書けるまでには至らず、かなりじっくりと書いてようやくまっすぐな線を書けるような状態が今です。
では、私の何がいけないのか?
私は練習を始める前、筆圧が強めであることに気付いていました。また、筆圧が強めであるためにペン字の練習を進めていく過程で手を痛めたり、肩が凝ってしまうかもしれないと考えていました。
そこで、筆圧が強くならないように意識することにしました。列挙すると以下のような点です。
- ペンを軽めに握る。
- 指先だけで書かずに手全体を使うように意識する。
- ペンの入り始めと書き終わりの筆圧の調整。
特には、ペンを軽めに握る=筆圧が弱くなる。と考えていましたし、手も疲れにくくなると思っていました。加えて、達筆の方々のペンの持ち方を見てもそれほど強く握っているようには見えず、ソフトな持ち方でもスラスラ~っと書いているんだろうな。と勝手に思っておりました。
それで、その結果どうなったかというと、確かに筆圧は弱めで書けますし、手も疲れにくいです。ですが、このペンの持ち方だと私は字の書き具合に安定感が出ませんでした。
なぜなのか?
『ペンを軽めに握る=筆圧が弱くなる』
これって本当にイコールなのか?
ペンはしっかり持った方がいいことにようやく気付く
では、こういう場合は筆圧が強くなってしまうのでしょうか?
『ペンを強めに(しっかりと)握る』(=筆圧強めか!?)
別にしっかりと握ったところで、紙に押し当てるようにペン先から紙に向かって下方向に力が強く加わっているわけではないので、筆圧が強くなるとは限りません。
試しにある程度しっかりと握った状態で書いてみると・・・oh!これはしっくりくる。
おそらく手は疲れやすくなってしまうのでしょうけど、ある程度はしっかりとペンを握ってあげないと字の書き具合に安定感が出ないようです。(私の場合)
「安定感」とだけ書いてしまうと具体的に何かわかりませんので、言葉で説明しますと。
- 横線を引く場合、親指に安定した力が入る=線がぶれにくくなった。
- 縦線を引く場合、人差し指にくっと力がちゃんとのる=まっすぐなしっかりした線を書けるようになった。
特に縦線を引く場合に効果が現れました。私の場合ですが、これまでは軽めにペンを握っていたため縦線を引くときに、もちろん人差し指に力が入り下方向にペンが動くわけですが、ペンの握りが軽めだったこともあり人差し指以外の部分にも少なからず力が入ってしまっていたようです。人差し指以外の部分に力が入ったとしてもまっすぐな線を引くことは不可能ではないと思いますが、線が曲がりやすくなったり、ブレが生じやすくなるのは確かだと思います。(下方向に向かう力以外が加わってしまうので、微調整しながら線を引くことになってしまう)
私も書籍等で
「横線は親指に力を入れて、縦線は人差し指に力を入れる」
を見たことはありますが、この言葉の意味を正しく理解ができたんだと思います。
次週の練習予定
「二」「三」「王」「正」の文字の練習
横線、縦線で構成される漢字の練習。すぐに思いつくところはこのくらい。他にも候補があればやるかも。
これまでの練習記録
今週の勉強時間 | トータル勉強時間 |
---|---|
530分 | 1745分 |
今週の練習文字数 | トータル練習文字数 |
2,142 | 5,316 |
これまでに練習した文字と文字数
一 | 十 |
---|---|
1,686 | 3,630 |
勉強にかかった費用(教材やらペンやら紙やら)
費目 | 費用 |
---|---|
まっすぐな線が引ければ字はうまくなる | 1,320円 |
サラサクリップ3本 | 315円 |
ユニボールシグノ太字1本 | 165円 |
ノート PLUS NO-005AS(家にあったもの) | 0円 |
ルーズリーフ(ダイソー) | 110円 |
計 | 1,910円 |
以上。皆さまのペン字練習に一歩でも前進を。ペン字練習ライフを応援しております。(管理人)